ベアグリルスさんについて
・本名・生年月日・出身と生い立ち・家族・職業
・サバイバル番組までのキャリア
・ 数秒で火を起こすナイフを使ったテクニック
・水の確保の仕方①【閲覧注意レベル1】
・ 水の確保の仕方②【閲覧注意レベル2】
・食料の確保の仕方【閲覧注意レベル3】

今日はベアグリルスさんについての話だよ!

変わった名前だネ。

ナスDファンのヤス君がナスD以上にファンなのが、地上最強、トップオブ・サバイバル・ベアグリルスって言ってたよ!

トップオブサバイバル??

サバイバル術に関する画像なので、食事中の方は後でご覧頂くか、または苦手な方は後程、再度注意換気しますからご遠慮下さい!
本名・生年月日・出身と生い立ち・家族・職業

本名:エドワード・マイケル・“ベア”・グリルス
生年月日:1974年6日7日生まれ
出身:北アイルランド・ドナガディ地区
家族:妻と子供3人
職業:探検家、冒険家、執筆家

なんか、長い名前だね!

生まれた時にはエドワードと言う名前が両親によって決められていたんだけど、彼が生まれた翌日に8才上の姉のララさんがベア(Bear:熊)って命名したんだよ!

お姉さんがつけた名前なんだ!

実は、ベアがニックネームとして紹介されている英文記事と本名として紹介された英文記事があるんだ。
ただ、彼の番組の中では本人がニックネームと言っていたね。
いずれにしてもエドワードと言う名前よりもベアの名前で親しまれているよ!

へー、クマのサバイバルだ!

1974年と言うのは奇しくも『陸海空 世界征服するなんて』の破天荒ナスDと同い年になんだよ!

同い年!

じつはヤス君も1974だから2人のことを尊敬してるんだって!

へ〜、どんな人なんだろう?

ベアグリルスさんは4才の時に家族でワイト島の最東端ベンブリッジ村にまず移住するよ!

子供の頃から父親からクライミングとセイリングやスカイダイビングの訓練を、教育はLudgrove SchoolとEton Collegeと言うボーディングスクール(寮制学校)で受けたんだって!

ボーディングスクール?

言ってみれば住み込みの学校だネ!
多くのボーディングスクールは、全人教育を理念に徹底した少人数制で文武両道教育を行っているんだ!

勉強も運動も徹底していたんだネ!

そう言う事!
後に松濤館(しょうとうかん)流空手の黒帯も取得していて、頭脳明晰で身体能力が高いと言えるよね。

へ〜!
サバイバル番組までのキャリア

成人したベアグリルスさんは国防義勇軍(イギリス陸軍の予備軍)に加わり特殊部隊SAS(Special Air Service:特殊空挺部隊)で3年間働いたんだ!

予備軍の特殊部隊にいたのか!

この時、戦闘サバイバル術インストラクターだったベアグリルスさんは爆破解体、パラシュート、非武装戦闘術、運転回避術、衛生兵としての知識を学んでいるんだ!

まるで、向かうとこ敵なしだネ!

でもパラシュートで脊髄を損傷する事故にあったんだ!

大怪我だネ!!

それでも、投薬やリハビリによって18ヶ月後には回復、1997年にネパール側のヒマラヤの一角であるアラダブラム山(最も低い頂上で6170m、高い頂上で6812m)の登頂に成功し最年少イギリス人になっているよ!

奇跡の回復力だネ!

さらに1998年5月26日、インドのシッキムと西ベンガル側のエベレスに登頂しギネスに登録されてるよ!

なんかサバイバルの片鱗が見えてきたゾ!

2000年にはチームを率いて水上バイクで30日かけてイギリス一周の冒険をしてRNLI(Royal National Lifeboat Institution:王立救命艇協会)の為に資金調達をしたりと慈善活動にも積極的な人なんだよ!

山でも海でも冒険が大好きなんだネ!

2001年に『The Kid Who Climed Everest(エベレストに登った子供)』が初出版されて、さらに『Facing the Frozen Ocean(凍った海に遭遇)』、『Born Survivor:Bear Grills』『Bear Grills Outdoor Adventure』などの本を出版し、作家としても活躍しているよ!

体験談を書いているんだね!

3作目となる「Born Survivor:Bear Grills」はテレビ番組の為に書かれたもので放送時には『Man vs Wild』と言うタイトル、日本では『サバイバルゲーム』と言う訳が当てられてアメリカのディスカバリーチャンネルで放送されていたんだよ!

なるほど、だからヤス君が知っていたんだね!

『Man vs Wild』でベアグリルスさんが教えるサバイバル術は究極すぎて何の訓練も受けていない飽食時代の人間に出来るのか疑問だらけなんだけど、食料や飲料のない極限の場所、例えば砂漠地帯やジャングルや南極など自ら歩いて如何に水分と食料、寝床の確保をするのかを伝えているんだよ!
数秒で火を起こすテクニック

過酷な条件で、どうやって生還するのかをレクチャーする番組だから基本的には軽装で歩くんだ!

食料も持っていけないしね!

スタート地点まではセスナ機で行ってクルーと一緒にスカイダイブで地上に降りるよ!

パラシュートで怪我しているのに怖くないのかな〜。

リュックの中は水筒とパラシュートそしてサバイバルナイフ1本と言う身軽さ!
そしてサバイバルナイフ1本で食料を確保、火を起こし、寝床を作り、必要な道具を作るんだ!

万能ナイフだネ!

そうなんだ!
『よゐこの0円無人島生活』ではナスDを始め火を起こすのに大変な労力と時間をかけてるけど、ベアグリルスさんは2、3秒で火を起こすよ!

そんな事できるの!!

あっという間にに火が着いたよ。

ベアグリルスさんも凄いけど、実はナイフが凄いんだよね。

ナイフにはベアの名が刻まれているよ!

火打石(ファイアースターター)がついていて火花を散らして火をおこすよ!
画像:リバートショップ


なんかライターに似てるネ!

でもライターのようにガスを使っていないんだ!

サバイバルナイフで火を起こせるのは画期的だよね!

このサバイバルナイフで火を起こすのは勿論だけど、獲物の捕獲、皮剥ぎ、肉の切断。さらに植物を伐採して水を確保し寝床造りをして、拾ったものから道具を作成までこなすんだ!

サバイバルナイフは命をつなぐ万能ナイフなんだネ!
水の確保の仕方【閲覧注意レベル1】

水の確保は川や湧き水があれば良いけど、究極のサバイバル環境では、綺麗な水に出くわす確率って凄く低いんだ!

水分補給できるような植物はあるんだよネ?

うん、遭遇する場合もあるよ!

そう言う場合、植物を傷つけたり、刈り取って植物に含まれる水分を確保するんだけど、
その為にはどんな植物が安全か知っておかないといけないし、遭遇する確率も低い方だよね!

遭遇できないと水分補給できないよね!

だから、短な水分として彼は自分のオシッコを飲んで乾きを防ぐんだよ。

シャツを脱いでオシッコをかけてビチョビチョにするよ!

絞って飲むよ!

ほんとだ!飲んでる!

彼にとってオシッコを飲料とするのは普通だよ!
ある時は、蛇の頭を切り落とした後、皮を裏返すように剥ぎ取って袋状になった蛇の皮にオシッコを入れて、反対側を縛って水筒がわりに持ち歩きいたりするんだ!

蛇の皮は水筒になるのか。

もし砂漠のような場所で水分が確保出来なかったら脱水であっという間に命を落としかねないからね!
因みにオシッコを飲んだ後は濡れたシャツで顔を拭いて体温を下げるんだよ!

口の周りも濡らすよ!

サーモグラフィーで確認すると濡らした場所だけ体温が下がっていることがわかるでしょ!

本当だ!からだも冷やせるんだね!

この後、シャツを着てクールダウンするよ!
ターバンのように頭に巻いて歩く時もあるんだよ!
水の確保の仕方②【閲覧注意レベル2】

死んだラクダの死体からも水分を補給できるよ!

ラクダから水分とるの?

ラクダは反芻動物(ハンスウどうぶつ)で胃袋が3つに分かれているんだ!
第1胃袋には水だけが残り、砕かれた食物は第2胃袋へ、さらに細かくして第3胃袋へ送られるんだよ!

へ〜、3つもあるの!

ベアグリルスさんは、まず水のある第1胃袋を目指すんだよ!

ラクダの腹を切り裂いて水を確保するよ!
これでも足りない時は第2胃袋を目指すよ!

消化途中の内容物を発見!

これを取り出して

絞れば水分を確保できるよ!

そんなの飲めるんだ〜!

ある時は像のウンチに含まれる水分も飲料にするよ!

像のウンチを絞って水分確保
食料の確保の仕方【閲覧注意レベル3】

究極の水分だネ!

ここからは究極の食料だよ!

野生の食物って事でしょ?

そうなんだけど、野生の野菜や哺乳類や魚介類は「無い」場合が殆どだから、罠を仕掛けて野生の子豚や魚を捕まえたり、ヌードリングと呼ばれる手法でナマズを捕まえたりすることもあるんだよ!

ヌードリング?

自分の腕をナマズの巣穴に突っ込んで獲物と勘違いしたナマズが腕を飲み込むのを利用した手法で、感染症などのリスクもあるんだ!

命がけだネ!

その通り!遭遇できる生き物といえば、蛇、サソリ、クモ、イモムシ、カエル、トカゲ、その他の昆虫で、遭遇と言っても初めからそれ目的で探す場合が多いね!

確かに究極のサバイバルだ!

しかも捕まえたら生きたまま食べるんだよ!
毒のある蛇は頭を、サソリは尻尾を切り落とし、そのままかじりつくよ!蛇の頭やサソリの尻尾は毒が残っているので誰かが後から触れないように埋めてから旅を続けるんだよ!
昆虫を食べる

そのまま食べようとしまして ・・

指を噛まれたので頭を引きちぎってから

食べるベアグリルスさん

カブトムシだって生で食べるんだから強靭な顎だよね!

なんでも食べるんだね!
巨大イモムシを食べる



彼に言わせれば、これらは過酷な環境下で良質のたんぱく質なんだ。

何があっても生きていくのが先決だよね。

生きることを目的とした究極のサバイバル術だから、人間の皆さんには映像的にはとても激しいことをやっているように見えるけど、やらざるを得ないテクニックでもあるよね!

火を通せばいいのにネ!

いつでも火を通せるとは限らないからね。

これらのサバイバル術というのは実際にこうやって生き延びたと言う生存者の経験談も語っていて、火が無くても生き抜く為に生で食べる選択肢を実践しているんだよ!

自分で実践して教える事ってそんなに難しいのカナ?

食べ物が豊富にある社会では好奇心だけって言うのは相当難しいんじゃないかな〜。
だからこそベアグリルスさんは凄いんだと思うよ!

なるほど!