『乳酸がたまると疲労する』は迷信!乳酸の知られざる働き!

 

 

今回は乳酸についてだよ!


 


高負荷の運動をするほど乳酸の血中濃度が上がるんだよね!

 


その通り!


 

コリ回路で乳酸は糖新生を受ける

 

実は、疲れると乳酸がたまるって広く信じられていていたんだ!


 


でも血中に筋肉で作られた乳酸が出てくるんだから筋肉にたまらないって分かりそうだよね!

 

そうなんだよ!
 

『筋収縮を繰り返すと筋収縮が弱くなる、そしてその筋肉に乳酸がある』、この側面だけが一人歩きしていたんだよね!


 


それが、疲労物質の名前の由来なんだネ!

 

乳酸がエナジーの元になる可能性は1900年代初頭には発見されているんだよ!


 


エナジーになるの?

 

まず1つ目がコリ回路と呼ばれるものだよ!


 


コリ回路?

 

筋肉で発生した乳酸が血中に増えると血液が酸性に傾くんだけど、酸性になりすぎると身体が不調を起こすからどこかで中性に戻す必要が出てくる、ここまでは分かるね?


 


血液のPHが一定になるように調節されているってことだよね!

 


そう、この調節は主に肝臓で行われるんだ。


 


それがコリ回路だね!

 
 

乳酸は肝臓に取り込まれて、肝臓に多く存在するいろんな酵素によってグルコースに作り変えられて血中に戻されるんだ。


 


なるほど!糖新生を受けてPHを維持するんだね!

 

その通り!そのグルコースはまた筋肉収縮のエナジーとして利用されるから、このサイクルを発見者のカール・コリ博士夫妻の名前を取ってコリ回路って言うんだ!


 

コリ回路における乳酸の流れ

筋肉の収縮によってグルコースから乳酸が発生

⬇︎

乳酸は血中に放出される

⬇︎

血中の乳酸は肝臓に取り込まれる

⬇︎

肝臓の乳酸はグルコース(血糖)に生まれ変わる

⬇︎

グルコースが血中に放出される

⬇︎

グルコースは筋肉の収縮に利用される🔝

 
この流れを見ても乳酸がエナジーのリサイクルを受けていることが分かるよね!

 


乳酸はエナジーに作り変えられると言う事でもあるんだネ!

 

乳酸は心筋や赤筋のエナジー!

 

乳酸は肝臓だけではなく心臓や脳のエナジーとして使われているんだよ!


 


何で分かるの?

 

それが、MCTというタンパク質と言う運び屋の存在なんだ!


 


MCT??

 

モノカーボキシレイト輸送体(monocarboxylate transporter)と言って乳酸、キートン、酢酸などを細胞内に取り込んだり細胞外に吐き出したりする働きがあるんだよ!


 

MCTは4種類あっていろんな細胞に存在することがわかっているんだ!


 


MCTが乳酸を細胞の内外輸送するのに関わっているんだね!

 

乳酸をMCTが輸送する、これを乳酸シャトルって呼ぶんだよ!


 
 

乳酸シャトル

MCTは乳酸やキートン、酢酸を輸送するタンパク質で4種類あるよ!
 
そのうちMCT4が多く分布しているのが白筋で乳酸を細胞の外に吐き出す役目があるよ!
 
そしてMCT1が多く分布しているのが赤筋と心筋で乳酸を細胞内に運び込み役目があるよ!
 


図の出典:運動とエネルギー代謝

 
つまり無酸素状態で作られた乳酸は白筋から運び出され直接赤筋に取り込まれるか、血流に乗って心臓や赤筋に取り込まれてエナジーとして使われている!
 
そして肝臓のMCT2は乳酸を肝臓に運び込んでその後、糖新生を行うんだよ!

 

『グルコースが脳の唯一の栄養』は迷信!

 

『筋肉が動かない+乳酸が溜まっている=乳酸は疲労物質』って言う単純なものではないことが分かるでしょ!


 


乳酸は疲労物資でないどころか細胞各所でエナジーとして利用されていることが分かるよ!

 

実は、未だに広く信じられている迷信に『糖は脳の唯一のエナジー』というのがあるんだけど、キートンや乳酸をエナジーに使っていることが分かっているんだ!


 


わかった!脳にもMCTがあるんだね!

 

ピンポン!
 
MCT2やMCT4は乳酸やキートンを細胞内に運びこむタンパク質なわけだけど、MCT2 は神経細胞に分布していて生理的条件下でしばしば飽和していると考えられる (つまりいつでも乳酸を取り込めるだけ取り込んでいる)、そしてMCT4 は 主にアストロサイト(神経細胞の1つ)に分布していて乳酸濃度が高くなるほど輸送量も増えるって言う特徴があるんだって!


 


神経には乳酸が必要なんだね!

 

そうなんだ、乳酸は脳の海馬の記憶形成に必要だと言うことまでわかっているんだよ!


 


乳酸ってすごい!

 

乳酸だけじゃないよ!


 

脳は優先的にブドウ糖を燃料に使うって言うだけで、高脂肪低糖食や断食、絶食時にはベータハイドキシビュートレイト(β-hydroxybutyrate)やアシトアセテイト(acetoacetate)などのキートンを使うことができるんだよ!


 


たしかに、糖しかエナジーにならないとしたらあっという間に死んじゃいそうだネ!

 


なのに脳の栄養がグルコースだけって言うことになっているのは何で?

 

多分、日本の医療や栄養学が遅れているのとブロガーの間違った情報が圧倒的に検索上位を占めていることが弊害になっているんじゃないかな?


 


これからは本当の情報が広がるといいね!

 

主な参照だよ!


 
http://first.lifesciencedb.jp/archives/2472/amp
http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/data/h16-R/119846/119846a.pdf
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-12680014/
https://www.igaku.co.jp/pdf/1302_tonyobyo-2.pdf
http://ultrabem.com/protein_gene/m/mct.html
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2874681/

 

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『乳酸閾値』トレーニングするのに知らない!?有酸素運動、無酸素運動の本当の意味

 

 

今日の話は有酸素運動と無酸素運動!


 


酸素を使って運動するかどうかって事だね!

 

そう言うこと!


 

乳酸閾値から見た有酸素運動と無酸素運動の意味

 


酸素・無酸素って何がそんなに重要なの?

 

運動パフォーマンスを高めるために効率よく行うための必須知識なんだよ!


 


高いパフォーマンス?

 

そう!例えば、マラソンランナーが『もっと持久力をつけるにはどうしたらいいの』 とか、スプリンターが『もっとパワーをつけるにはどうしたらいいの』とか。


 


なるほど、筋繊維の話に繋がっているんだネ!

 

ピンポン!


 


でも筋繊維はどう鍛えても中間筋が増えるんだよね?

 


 

そう言う示唆もあるけど、体内で起こる代謝反応は別々だから無酸素運動をしても持久力はつかないし、有酸素運動をしても筋肉は大きくなっていかないのも事実なんだ!


 


ってことは、代謝から見た有酸素・無酸素の話なんだネ!

 

そう言うこと!


 

その代謝を考えるのに当たってとても重要な考え方が乳酸閾値だよ!


 


乳酸閾値??

 

赤筋と白筋の違いを呼吸の面から本質を説明したの覚えてる?


 


赤筋は呼吸が続けば動かせる筋肉で、白筋は呼吸しても動かせないんだったよね!

 

その通り、それは白筋の運動は糖を分解してパイルベート(ピルビン酸)になってもマイトコンドリアに入れないから、乳酸に変わるから!


 


マイトコンドリアに入るってことが有酸素運動だからだね!

 

そう、つまり乳酸閾値というのは、血中に乳酸濃度が高くなる運動強度を示していて、乳酸濃度が低い時は有酸素運動で、乳酸濃度が高い時は無酸素運動をしている証拠になるんだよ!


 


有酸素運動の時は乳酸が作られないからだね!

 

ピンポン!


 


その乳酸閾値をどうやってトレーニングに取り入れるといいの?

 

下の図を使って説明するね!


 

図の出典:Jen Reviews


 

この図はパフォーマンスを向上させて有酸素運動の強度を増やすことができた事を意味している!

 


青がトレーニングをする前、赤はトレーニングした結果だネ!

 

そういうこと!
 
トレーニング前は時速10キロ超えると無酸素運動になっていたところ、トレーニングを積んだ結果、時速11.8キロで無酸素運動に切り替わっているから、酸素を使うマイトコンドリアが増えた事を意味しているんだ!


 


つまり持久力がついたってことだネ!

 

その通り!


 

このグラフを観ると、歩く速度(5キロ前後)でも有酸素運動だけでなく無酸素の運動をしていることが分かるでしょ!


 


うん、血中に僅かだけど乳酸があるってことは白筋も使ってるってことだよね!

 

そう、筋肉はどんな強度の運動でも白筋と赤筋の両方を使っていることが分かる!

 

そして、運動強度を上げていくと赤筋から白筋を使う割合が増えて、白筋の使用割合が多くなると乳酸が増えるってことなんだよ!


 


グラフの急激な上昇は白筋がメインで使い始めてるってことなんだね!

 

そう言うこと、急激な上昇を示すLTが乳酸閾値(Lactate Threholde)なんだ!


 

持久力を高めるトレーニングで脂肪が落ちる!

 

じゃあ、長距離ランナーが持久力をつけるにはどうすれば効率がいいと思う?


 


LT値ギリギリのスピードで走る訓練を繰り返せばいいんじゃないかな?

 

それは何で?


 


マイトコンドリアのある赤筋をフル活動できるってことだから。

 

スルドい!じゃあ、乳酸閾値を超えるスピードで走ったらどうなると思う?


 


白筋を使うってことだから走れなくなるんじゃないかな?

 

うんうん、まさにそう言うことだね!


 


でもどうやって自分の乳酸閾値を知るの?

 

いい質問だね!

 

これは実際に設備のある施設で測定するのが一番良いけど、実際に走って『これ以上速度をあげたらあっと言う間に失速してしまう』って言う速度を感覚で見つけるしかないね!


 


経験が頼りってことだネ!

 

乳酸閾値でトレーニングするメリットがもう一つあるんだけど分かる?


 


持久力をつける以外に何かあるかな?

 

赤筋のエナジーの元になるのは脂肪だから、LT値に近い運動強度ほど脂肪が分解されやすいんだよ!


 


なるほど!

 

ランニングより効果的に脂肪を落とす方法!

 

だからと言って、トレッドミルや長距離をLT値ギリギリで走るやり方はおすすしないね!


 


太っている人にはニュースだと思ったけど、何で?

 

走る事の脂肪燃焼効果はマラソン選手にとっての副次的なメリットだから、素人さん、特に運動をしていない人はまず長続きしないし怪我の元だからやめた方がいい!


 


じゃあ、太っている人はどうすれば良いの?

 

まず、食習慣の改善と全身を使って酸素負債をつくるトレーニングやるといいよ!


 


簡単に言うとどんな事?

 

まず食事だけど、太ってる人は糖質の取りすぎが1番原因だから、間食をやめて1日3食にする事から始める事!


 


それなら簡単そうだ!

 

ロボットには簡単だけど、糖質を取りすぎている人はホルモンバランスが悪くて糖質を欲求してしまうから簡単ではないんだよ!だから、今日くらいはいいやって言う考えも捨てないと難しい!


 


そんなに難しいんだ!

 

だからまずは3食に慣れることが最初のステップ、飲み物はお茶かお水やブラックのコーヒなど、糖質のないものを取るようにすることだネ!


 


なるほど!

 

それから全身に負荷をかけたり高負荷のトレーニングでは運動後に呼吸器系の正常化や筋の修復、必要なホルモンの放出、エナジーの回復などに使われる酸素が必要になるから、運動後も脂肪が使われるという現象が起きるんだ!


 


へ〜!

 

複合的な動きを組み合わせたトレーニングを30分続けると体の中から熱くなって汗が吹き出るんだよ!


 

友達のヤス君(筋トレ歴2年の時)は42才で167cm・60キロ・体脂肪率19%で筋肉質なんだけど、3ヶ月後に56キロ・体脂肪率14%で筋肉量は同じだから脂肪だけ4キロ落とした事になるね!


 

面白い事にヤス君は42年間、どんなスポーツをやっても汗をかいたことがないのに、酸素負債の起こるトレーニングでは全身から汗が吹き出たって言っていたよ!


 


へ〜!

 

有名なトレーニングではAYAさんのクロスフィットなんかも酸素負債の起こるトレーニングだよね!


 

筋肥大のトレーニングを効果的にする方法!

 

白筋を鍛える、つまり筋肥大させるための運動はいわゆる乳酸閾値より上の運動ってことがわかる


 


つまり、有酸素系の筋肉は使われなくなるってことだネ!

 

そう、ってことは高負荷の運動でも乳酸閾値に近いほど筋肉を肥大させるのが難しいと言うことも分かるんだ!


 


無酸素系の筋肉を使う割合としては低いからだね!

 

乳酸閾値から離れる、つまり乳酸が作られるほど、白筋をたくさん使う運動の方が効率よく筋肉を鍛えることができそうだよね?


 


そうだね!

 

でも実際には12レップをマックスでできる負荷(思いっきりやって12回できるくらいの重さ)がいいとか、10レップがいいとか5〜8レップとか色々説があって、どのやり方でも結果を出している人はいるんだよ!


 


じゃあ、1レップできる負荷がいいわけではないいんだね!

 

そう、僕は結果を出している人がいる以上、どのやり方をしてもいいと思うんだけど、とにかくその負荷を逃さないようなフォームできて、つまりフォームを崩さず出来るだけ高負荷のものをやると怪我も少なくていいんじゃないかと思うよ!


 


重さを求めて力が分散するのは良くないってことだね!

 

そう言う事!

 

ヤス君の知り合いのボディービルダーの人は1〜3レップを上げるためにとにかくアップをして筋肉を柔らかくして、温めてから、最高の1セット(1〜3)をやって終わりって言う人もいるんだって!


 


最高の1セットか〜。

 

そう、だから何セットも高負荷を繰り返しても意味がないんだって。そんなボディービルダーもいるんだよ!


 


力を逃がさずに最高の1セットができれば、1番効率がいいね!

 

いろんな意味でそうだネ!


 

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水素水は意味ない?効果を論じる前に知っておくべき事実!

 

 

今回は関心度の高い水素水とアルカリイオン水の事について話すね!


 


なんでみんなそんなに関心があるの?

 

いわゆる健康ブームだからね!


 


何が体にいいの?

 

それぞれ期待される効能が違うんだけど、ゴチャ混ぜに
なっているからまずは違いを説明するね!


 

水素水とアルカリイオン水の違い!

 

簡単に言えば水素水は水素(H)を溶け込ませた水アルカリイオン水は電気分解して水素イオン(H+)を減らした水って事だね。


 


水を電気分解?

 

そう、水槽の水に電気を流して『プラスの性質をもつ水素イオン(H+)の多い水』と『マイナスの性質を持つ水酸化イオン(OH-)の多い水』に分けるんだ。


 


どうして電気を流すと分かれるの?

 

水の中には『電気的に中性のH2O』だけじゃなくて、『プラスの性質を持ったH+』と『マイナスの性質を持ったOH-』も存在しているんだ。


 

そこに電気を流す事で『マイナスの電子』をプラスの物質に向かって移動させるんだよ!


 


出典:Panasonic

こんな感じで水槽の水を2つの空間に分けて
 
片側にはプラスの電極
もう片側にはマイナスの電極
 
を設置して電気を流すと、マイナスの電極から電子がプラスの電極に向かって流れていくでしょ。


 

そうするとマイナスの電極に水素イオン(H+)が引き寄せられて電子(-)を奪って電気的に中性な物質になる(H:水素が発生する)から水素イオンが減るよね。

 
つまり、水酸化物イオン(OH-)が多い水になる!


 


なるほど!逆にプラスの電極に水酸化物イオン(OH-)が引き寄せられて電子(-)を奪われるから、水素イオンが多い水になるんだネ!

 

鋭いね!

 

水素イオンの多い水を酸性水、そして水素イオンの少ない方がアルカリイオン水と言って水酸化イオンが多い水・・・


 


水素イオンを減らした水!ダネ

 

ピンポン!

 

どのくらい酸性か、どのくらいアルカリ性かは水素イオンの濃度で決まって、pH(英語でピーエッチ、ドイツ語でペーハー)で表すことが出来るんだよ!


 


水素イオン濃度が高い方が酸性だよね!

 

そう、水素イオン濃度が高い酸性ほどpHが低く、水素イオン濃度が低いアルカリ性ほどpHが高くなるよ!


 

ポイント整理

・水素水=水素を溶け込ませた水
 
・アルカリイオン水=水素イオンを減らした水

 

マイナス電極側で起こること
 
水素イオン(H+)が引き寄せられて電子を奪うよ!
 
水素イオンは水素原子(H;電気的中性)になるよ!
 
さらに水素原子が2個くっついて水素分子(H2)になって空気中に出て行くよ!
 
つまり、水素イオンが減るよ!

 

プラス電極側で起こること
 
水酸化イオン(OH-)が引き寄せれられて電子を奪われるよ!
 
酸素原子(O;中性)と水素原子(H;中性)に分離するよ!
 
ここから酸素分子(O2)と水(H2O)ができるよ!
 
酸素は空気中に出て行くよ!
 
つまり水素イオンは残るよ!

 

マイナス電極の水はアルカリイオン水=pH高い
プラス電極の水は酸性水=pHが低い

 

水素水とアルカリイオン水の効能!

 


水素や水素イオンの少ない水はどこが健康にいいの?

 

いい質問ダネ!

 

水素研究の始まりは癌の研究から始まっているんだ。

 

当時の研究は現在の水素水ではなく、気体の水素ガスを使った研究が主流でした。
腫瘍(=がん組織)を「水素2.5%、酸素97.5%、8気圧」という特殊な大気条件下で培養することで、癌が退縮するという内容でした。

出典:水素水完全ガイド

 


水素水ではないネ!

 

しかも見て8気圧での水素ガス(H2)の効果って言う不自然な環境下での研究から始まっているんだよ。

 

当たり前だけど、癌ができる体内ではありえない設定だよ!

 

そして何でか分からないけど2000年の中頃からは活性酸素を減らすんじゃないかって言われ始めたんだって!


 

自然界に存在する原子の水素(=いわゆる”活性水素”)という概念が提唱され、
「活性酸素が悪玉活性酸素を無毒化するのではないか」という仮説のもと、水を電気分解した”電解水”を使った研究が行われるようになったのです。(ママ)

出典:水素水完全ガイド

 

電解水の研究だからアルカリイオン水の研究って感じがすると思うけど、あくまでも水素の研究だから、アルカリイオン水の中に発生する水素の原子(H)のことじゃないかな〜?


 

水素水を飲むことで得られる様々な効果は、
原子状の水素(=活性水素)ではなく水素分子によって起こっているという考えが定説となっています。

出典:水素水完全ガイド

 

最終的には水素原子(H)ではなく水素分子(H2)に注目して活性酸素への研究が行われているんだ!


 


ふ〜ん、じゃアルカリイオン水は?

 

アルカリイオン水はpHが高いから胃腸への効果が期待されている水だよ!


 


pHが高いと何で胃腸にいいの?

 

食べ物を消化する胃の中は細菌を殺すためにpHが低い胃酸が分泌されているんだ!


 


水素イオンが一杯なんだね

 

そう、正常な人の胃粘膜は胃酸でダメージを受けないようになっているんだけど、中には胃酸のダメージを受ける人もいて、胃の中のpHを上げて胃粘膜を守ることがアルカリイオン水の効能だよ!


 


なるほど、アルカリイオン水はpHを高くするのが目的なんだね!

 

水素水は活性酸素の除去が目的
アルカリイオン水はpHをあげるのが目的

 

水素水と活性酸素

 


活性酸素って何がいけないの?

 

酸化ストレスによって細胞を傷つけしまうことが最大のデメリットかな。


 


じゃあ水素水は活性酸素から細胞を守ってくれるんだね。

 

世の中には水素水の効果があるかないかと言う視点で議論されているんだけど、全く無意味だと思うよ。

 

まず、活性酸素についてはこんな間違った論調が多いんだよね〜。


 

間違った活性酸素の認識

生体の酸化反応と抗酸化反応のバランスが崩れた生体に とって好ましくない状態

 


酸化反応と抗酸化反応?

 

つまり水素水に酸化を防ぐ抗酸化作用があるように、体の中にはそもそも酸化から身を守る還元物質(抗酸化作用のあるもの)があって絶えず酸化還元反応が起こっているってこと!


 


酸化還元反応が崩れるから生体に良くないって言ってるんだね!

 

そう言う事!

 

でも本当は次のように認識するべきだよ!


 

本来の活性酸素

生体の酸化反応と抗酸化反応のバランスが崩れて単に酸化反応に傾いた状態

 


生体にとって良くない状態ではないの?

 

良い状態ではないけど、身体が必要に応じてワザと酸化ストレスに晒すように仕向けることがあるってことなんだよ!


 


へ〜!

 

活性酸素が関わっているもの

殺菌作用、抗腫瘍作用、アポトーシス、シグナル伝達、排卵、受精、細胞の分化

 

アポトーシスは細胞死と言って異常が発生した細胞や、要らない細胞を死滅させるプログラム死のことだよ!


 


異常がある細胞も要らないね!

 

要らない細胞といえば異常の発生した癌細胞や、胎児なんかは水掻きがあるけどこれもアポトーシスで細胞死させることは良く知られているね。


 


体の中で酸化ストレスをかけたりかけなかったり調整しているんだね!

 

そう!抗酸化物質(還元剤)は元々体内に備わっているし、食べ物の中からビタミン類を摂取していれば、食べ物を分解しながら抗酸化物質を必要な分だけ使うようになってるからね!


 


人間の体ってすごいね!

 

だから、そう言う機能が働かない病気になった時に医療目的で水素を利用するって言うならわかるけど、健康な人が生体にとって好ましくないって言う理由で体の治癒力まで奪いかねない行為をすることに疑問があるね。

 

活性酸素を発生させたくないんだったら、タバコをやめたり、紫外線を防いだり、外的なストレスを減らすように、もっとできることもあるね!


 

アルカリイオン水でPHを上げる意味

 

胃腸のPHに関しても僕は疑問あるんだ。


 


どう言うこと?

 

例えば体の場所によってPHは違っていてそれぞれの場所で適正に保たれているからね!


 


アルカリイオン水を飲んでも意味がないってこと?

 

そう言う事!


 

例えば胃内はもともとPH1~2で食後にPHが上がったら胃酸が分泌されてPH4未満にならないと腸に送られないようになっているんだ。


アルカリイオン水はどのくらいのPHなの?

 

だいたい8〜10が多いね。


 


じゃあ、意味ないね。

 

そして4未満になって血液に入るまでにはPHが中性の7.4になるんだよ!

 

しかも血液のPHが7.35以下でも7.45以上でも体調を崩してしまうくらい絶妙なバランスが保たれているんだ。


 


体の中で上がったり下がったり調整されているんだね!

 

そう言うこと!


 

 
主な参考
http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/jkpum/pdf/120/120-6/yoshikawa06.pdf
http://www.fwf.or.jp/data_files/view/145/mode:inline
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-003.html
http://www.3aaa.gr.jp/accomplishment.html
http://suisorich.com/cat/research/beauty
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/65/7/65_356/_pdf

 

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アンセル・キーズ のコレステロール研究のウソと砂糖業界の罠

 

今回のトピック

・コレステロールの3つの働き!
 
・コレステロールの摂取が冠動脈を詰まらせるはウソ?
 
・アンセル・キーズ博士の3つの擁護論!
 
・病理学は証明している!

 

今日はコレステロールと心臓病の話をするね!


 


前にしたコレステロールの話では細胞膜の材料だったよネ!?

 

実はそれだけじゃないんだよ!

 

コレステロールの3つの働き!

 

コレステロールの大きな働きは3つ!


 

コレステロールの役割とは!

コレステロールは無くてはいけないもの!
①細胞を作る材料
②ステロイドホルモンやヴァイタミンD(vitamnD)の材料(前駆体)
③脂質や脂溶性ヴァイタミンの吸収促進

 


①は前回聞いたけど、②や③は初めてダ!

 

まずホルモンはステロイドホルモンと言って、男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストロジェン)もコレステロールから作られるし、炎症を抑えるようなコルチゾールなんて言うステロイドホルモンもコレステロールから作られるんだよ!


 


コレステロールがないと男性らしさや女性らしさができないんだネ!

 

その通り!
 

役割を見てわかるかもしれないけどコレステロールは肝臓を始め腸管、生殖器(精巣・卵巣・胎盤)や副腎皮質などに存在しているんだ!


 

お薬でも炎症を抑えるステロイド剤と言うのがあるんだけど、副腎皮質ホルモンの一種を合成したもの、元を辿ればコレステロールなんだ!


 


ヴァイタミンDも作るんだよネ!

 

そうなんだ、ただしみんながヴァイタミンDと呼んでいるものも本当はヴァイタミンじゃなくてステロイドホルモンの1つなんだよ!


 


え〜!じゃあなんでヴァイタミンってついているの?

 

間違えてヴァイタミンって名付けられたんだけど、未だに訂正されていないだけなんだよ!
 
だからステロイドホルモンとヴァイタミンDの材料って書いたけど、まとめてステロイドホルモンの材料ってことだね!


 


紛らわしいナ!

 

コレステロールの分子構造にはステロイド核と呼ばれるものがあってステロイド核にくっつく分子によって男性ホルモンや女性ホルモンなどのステロイドホルモンに変身するんだけど、ヴァイタミンDもステロイド核を持つステロイドホルモンなんだ!


 


日光を浴びて作られるヴァイタミンDはステロイドホルモンなんだ〜。

 

それから腸管から分泌される胆汁にはコレステロールから作られた界面活性剤の胆汁酸が含まれていて食物に含まれる脂肪を取り囲んで消化を助ける働きがあるんだよ!


 


その大事なコレステロールを運んでいるのがHDLとLDLなんだネ!

 

その通り!

 

前回肝臓から全身へ送られるLDLと全身から肝臓に戻ってくるHDLがあるって前に話したよね!


 


うん、それも覚えてるよ!

 

各細胞で合成に必要な脂質をLDLが肝臓から運び出して、細胞で使われなくなった脂質をHDLが回収してながら肝臓に戻る、そして肝臓でリサイクルされる、この一連の流れを説明するものなんだけど、


 

実はここもおかしな説明になっていて、実際には一方方向でどちらかが流れているわけではないんだ!


 


どういうこと?

 

血液の流れは一方方向だからコレステロールの運搬と回収を別々の血管でしてしまうと、運搬系の血管のコレステロールが回収出来なくなってしまう!


 


なるほど!回収系の血管のコレステロールしか回収できないね!

 

だから実際の血管内にはLDLもHDLも存在しているってこと!

 

その証拠は静脈採血でLDLもHDLも採取できることからも確認できるよ!


 


なるほど!

 

コレステロールの摂取が冠動脈を詰まらせるはウソ?

 

コレステロールと飽和脂肪酸(脂肪酸の1つと心臓疾患の相関関係をデータを1番初めに出したアンセル・キーズ博士の話がデタラメだったと言う噂について触れておくね!


 


デタラメ?

 

そもそもの話は1950年代から1960年代にさかのぼるよ!


 


70年くらい前だネ!

 

戦後の話だね。
 
最初に脂肪摂取(コレステロールと飽和脂肪酸)と心疾患の関連性を指摘した生理学者アンセル・キーズ博士は7カ国を対象に脂肪の摂取量の多い国ほど、心臓病で無くなる人が多いと言う論文を発表したんだ。


 

そして同時期に砂糖の摂取と心疾患との関連性を指摘したのが、生理学者で栄養学者のジョン・ユドキン博士 と言う人だよ。


 


2つの研究結果があったわけダ!

 


ところがジョン・ユドキン博士が発表した砂糖と心疾患の関連はいつのまにか歴史から消えてしまったんだ!


 


それは、脂質と心疾患の関係性が説得力があったからじゃないの?

 

それなら誰も文句は言わないんだけど、実は政界も動かすほど大きな力が働いた可能性が指摘されているんだよ!


 


どう言うこと?

 

実は1954年に甘味資源作物の生産者団体や製糖メーカーなどが設立した「砂糖研究財団」の会長が『砂糖業界の市場拡大のチャンスになるよう「低脂肪ダイエット」を採り入れていこう!』こんなことを言い出したんだって!

 

市場拡大の4つのポイント!

(1)一流の栄養士らが、高脂肪の摂取によってコレステロールの形成が促進される化学的因果関係を指摘している。これをさらに強調し、コレステロールが多量に形成されると動脈や毛細血管を塞いで血流が悪くなり、高血圧や心臓病を引き起こすと喧伝する。
 

(2)中年男性が低脂肪ダイエットを実行すれば、たった5日で血液中のコレステロールが正常値に戻ると喧伝する。

 

(3)米国人の食生活では、脂質から摂取するカロリーが40%だと言われている。しかし、かつてはこの半分の20%は、炭水化物から摂取していたのだから、この20%を取り戻すべく炭水化物食品にかかわる業界は努力すべき。これを実現でき、なおかつ砂糖が炭水化物市場での現在のシェアを維持できれば、1人当たりの砂糖消費量が3割増える計算になる。そして、そうすれば健康が著しく改善するのだと喧伝する。

 

(4)砂糖業界として、生化学の知識がない一般の人に、「砂糖は人間の生命を保ち、日々直面する問題への活力になる」というイメージを喧伝するために、年間60万ドル(2016年の貨幣価値では530万ドル)費やす。

出典:HAFFPOST

 


心疾患の問題があるのに?

 

そう、それからハーバード大学の研究者に現在の貨幣価値で5万ドル支払って砂糖業界の有利な結果になるように情報操作するよう依頼をしたんだ!


 


それで砂糖が心臓に良くないことを隠したの?

 

そう、脂肪が心臓に良くないって言うアンセル・キーズ博士の論文だけが残ってしまったんだよ!

 

この事実は2016年9月12に『米国医師会雑誌』(JAMA Internal Medicine)に発表された調査論文によって初めて明らかになったんだよ!


 


でも、脂質の摂取が良くないことは確かなんだよネ?

 

これが実は昔から疑う人が多いんだけど、アンセル・キーズ博士は22ヶ国を対象に調査しているにも関わらず、日本をはじめとする7か国をピックアップして相関関係図を作成しているんだよ!


 


本当は22カ国あるのに?!

 

そう、つまりアンセル・キーズ博士が恣意的に科学的根拠を作り上げたって指摘されているんだよ!


 

アンセル・キーズ博士の3つの擁護論!

 


本当に都合の良いものだけに絞ったのかな?

 

そこなんだよね!

 

実はアンセル・キーズ博士の論文を擁護している人もいるんだ!


 

擁護する3つの柱

①データには有意差がある。
②後ろ盾や予算の得られなくなった国を対象から外した。
③ナチス支配の影響ある国を対象から外した。

 


有意差?

 

『有意差がある』の意味は『偶然では考えられないデータが得られている』ってことだよ!

 

結果と仮説の差が大きいってことを言うんだよ。


 


それは7つの国はって事でだネ?

 

そうだね、だから有意差についての反論は有意差のある国だけ選んだのではないかって見ることも可能だし、仮説の甘さについて検証の余地があるってことだね!


 


協力って必要なの?

 

このような大規模な調査を1人では出来ないからね!

 

実際にどのくらいの予算がかかるのかは記述がないけど、22カ国それぞれの国で資金や研究調査する組織を研究者に提供したみたいだよ!


 


一人で22カ国はたしかに無理があるネ!

 

だから巨大な国際学術チームを組織して、組織や政府間の協力の元で長期間動いていたのは間違いなさそうだよ!


 


何かの理由で協力が無くなるってことはあり得るネ!

 

ナチスの支配下にあった1950年代の初期の研究対象国は食糧不足や配給に寄って健康状態に異なる影響を及ぼす影響があったために対象から外したって言ってるんだけど殆どの参加国は1950年後半に加わっているから該当するのは西ドイツだけのようだね!


 


じゃあ1番の問題はお金ってことだネ!

 

色々擁護論はあるんだけど、結局除外した理由をその都度説明していないからアンセル・キーズ博士の情報操作かどうかは証明しようがないんだよね!


 

病理学は証明している!

 

こんな状況でも世間ではコレステロールの摂取が心臓の病気につながるって言われているのは病理学的な証明と流体力学的な説明があるからなんだ!


 


どう言うこと?

 

コレステロールと心臓病との関係というのは要するに血管を詰まらせることから始まっているんだ!


 


血管が詰まるのがよくないんだね!

 
 

コレステロールの運搬と回収のバランスはアミノ酸プールのように一定ではなくて特に食後は血液(血清)が濁るくらい血管内を流れているんだ!


 


それがが血管で詰まるの?

 

そう血管内にアテロームプラークという塊ができることで血管が硬く、また狭くなって血栓と言う血液の塊ができるんだ!


 

このアテロームプラークはコレステロールや免疫細胞の死骸などが固まったものだったって病理学的に証明されてるんだよ!


 


へ〜、コレステロールで血管が硬くなるんんだネ!

 

心臓から全身に流れる血管が硬くなる事を動脈硬化と呼ぶんだけど、不思議な事に全身から心臓に戻る静脈硬化って言うのはないんだ!


 


なんでかな?

 

これは心臓から送りだされる動脈の血圧が高くて、心臓に戻っていく血圧が低い事と関係があるからなんだ。


 

つまり、コレステロールが多すぎると超微粒のコレステロールが血管の細胞と細胞の隙間に入り込んで動脈の圧力に押されてどんどん細胞の中に押しやられてしまうって言う流体力学的な理由で説明がされているんだよ!


 


なるほど、血圧の低い血管では起きない現象だネ!

 

だから、アンセル・キーズ博士の大規模調査の結果はある意味で正しかったと言えるんじゃないかな!


 


脂質の多い食べ物は心臓病で死んでしまうってとこだろだネ!

 

もっともコレステロールだけの問題だけじゃなくて、高血圧を含めた血管にかかるいろんなストレスも見逃せないけどね!


 

 


 
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『セルライトの消し方』そのやり方、論理的な説明はされているの?

 

今日のトピック

女性の大敵と言われるセルライトとエステや肌に必要なコラーゲン摂取の効果を考えるよ!

セルライトを消すにはエステ?

 

昨日まこちゃんからセルライトを消したいからエステに言ってるって話を聞いたんだよ。

 

セルライトね〜。

 

何でも脂肪が固まって皮膚がボコボコするんだって。

 

セルライトってね、実は生化学的に起こりえない現象だからエステには効果がないよ。

そうなの?

この記事を読んでみて!

 

セルライトは、脂肪細胞が血管から離れてしまい、そこに老廃物などが付着している状態です。
血管から離れてしまっているので、栄養や酸素が行き届かず、全然燃えてくれないんです。
ではセルライトが落ちないと言われている原因はなんでしょうか。
また、セルライトがあると脂肪が燃えないのはどうしてでしょうか。

実はその理由はコラーゲンにあります。

コラーゲン=美容に欠かせないもの、というイメージがあるので意外ですよね。
浮遊した脂肪細胞は、とても不安定な状態なので、コラーゲンを大量に放出し、脂肪細胞をコラーゲンで包んでカプセル状に固めてしまうんです。

『なにこれ!いつもの脂肪細胞じゃない!
危険だからコラーゲンで固めてしまえー!』
という感じなんですね。

コラーゲンで包まれた脂肪細胞は、通常の脂肪細胞の2~3倍にも膨れ上がり、お肌の表面をボコボコさせてしまいます。
さらにコラーゲンで包まれていると、脂肪細胞には酸素が届かず窒息してしまいます。

つまりセルライトは窒息して死亡しているような状態なんです。

死んでいる状態の細胞なので、もちろん燃焼もされず小さくなるどころかどんどん大きくなってしまうんです。

出典:下半身だけ痩せるダイエット

 

セルライトの発生メカニズムが書かれているね。

 

でもね、、おかしいと思わない?

どこがおかしいの?

 

実はこの記事のテーマは「セルライトができる過程と解消法」なんだ。

 

でも解消できると言っているわりにはこのメカニズムがすごく矛盾しているんだよ。

ホント!?

 

まず、「脂肪細胞が血管から離れてしまいそこに老廃物が付着する」ってところ。

 

そもそも血流が届かないと脂肪は細胞に届かないし代謝自体が出来ないから脂肪を蓄える事が無くなるよね。

そっか〜。脂肪細胞が大きくなることは無いね。

 

その通り!ギネスに認定される様な人になると体重500キロを優に超えるんだけど、脂肪を蓄える機能が無くなるとしたら、無限に脂肪がたまってしまう様なことはあり得ないよね。

老廃物がどうとかこうとかって言うよりも脂肪が脂肪細胞に届くことの方が不自然だね。

 

それに酸素が届かないと細胞は壊死してしまうから、

太る=死んでしまう

って事になるよね。

燃えるとか燃えないとかの話では済まないね。

それから脂肪は遊離しても脂肪細胞は遊離しないよ。
 
そもそも遊離してるとしたら、その中の脂肪だけリンパに流して解消なんて無理があるよ。

 

それと中間代謝物が溜まることがあっても老廃物は溜まるものではないんだ。

 

老廃物は基本的に体外に排出されるもので、老廃物がたまるとすれば肝機能や腎機能に重大な問題がある時だね。

へ〜。そう言えば、老廃物を体の外に出すためのマッサージなんかもテレビで見たよ。

 

老廃物は例えばオシッコに出てくる成分だから、そんなものが体内に溜まっているとすれば病気で死んでしまうよね。

テレビって間違ったことばっかり放送するんだね。

 

それがテレビだけじゃ無いんだよ。

 

それを見た視聴者が記事にしてネット上に拡散するから、この記事も含めてネット上でもオカシナ情報が多いんだよね。

他にはどこがオカシイの?

 

コラーゲンが遊離した脂肪細胞を固めるってとこだね。

脂肪細胞は遊離しないからでしょ?

 

コラーゲンの摂取は効果あるの?

 

それもあるけど、そもそもコラーゲンは繊維状のタンパク質で必要な場所で生合成されるものだからね。

 

これでは脂肪細胞もコラーゲンも遊離してる話になってるよね。

 

そしてお肌の為にコラーゲンを摂取するって話があるけど、タンパク質と言うのは摂取してもアミノ酸に分解されてアミノ酸プールに入るから摂取してもまたコラーゲンになるとは限らないんだよ。


アミノ酸プールのトピックだよ!


 

なるほど〜!

コラーゲンを摂っても効果はないのか〜。

 

じゃあセルライトって一体何なの?

 

ただの脂肪と繊維だよ。次の記事を読んでみて!

 

“「Cellule(細胞)+ ite(鉱物)」の合成語としてフランスで生まれたと言われている。

1973年、ニューヨークのエステティックサロンの経営者であるニコール・ロンサードがセルライトについての本を書きベストセラーになったことから一般に広く知られるようになった。

日本においては日経産業新聞、1996年の記事でセルライトが紹介されている。関係業界やマスメディア、特にテレビの健康番組を通して2000年代以降日本でも一般に流布するようになった。

医学的には、セルライトが原因とされる肌の凹凸は、皮下脂肪が溜まった結果、肥大した脂肪細胞から分化している線維芽細胞が皮膚の方に引っぱられた状態に過ぎないというのが一般的な見解である。

病理的なものであるということには疑いがもたれており、健康な組織であるという見解が支配的である。

女性に多く見られるのは、もともと皮下脂肪が多いためであり、これらは病気や異常と見なされていない。”

出典:Wikipedia

 

2カ所だけ文字を濃くしたけど、大事なところだからしっかり押さえておいてね!

エステティックサロンの経営者が発信源って事だね?

 

本が手に入らなかったから、これは僕の推測なんだけど、この経営者は仮説を述べただけなんじゃ無いかな?

充分に検証されないうちに広まってしまったって考えてるワケだね?

 

そうだね。結局は検証によって凹凸のない皮下脂肪と構造に差がないって事が分かってきている様だからね。

2番目の濃い文字はどこが重要なの?

 

ここではまず「肥大した脂肪細胞から分化している繊維芽細胞」とその「線維芽細胞が皮膚の方に引っぱらられた状態」と言う部分だね。

まず分化とはその細胞が他の役割を持った細胞に分かれて行くことだよ。

 

例えば、同じ細胞から骨や筋肉や脂肪が出来る、こう言うのを分化と言うんだ。

なるほど、同じ細胞から同じものしか作れないと人体は作れないってことだね!

 

そう言うこと!ここでは肥大した脂肪細胞からってなっていて、脂肪細胞から線維芽細胞に分化するのは確かなんだけど肥大が条件とは書いていないんだよ。

じゃあ肥大しなくても線維芽細胞が出来るって事なんだね。

 

確証はないけど、痩せてる人にだって繊維芽細胞はあるからね。

それから、線維芽細胞の絵を見てもらえるかな?


出典:ドクターズオーガニック

 

線維芽細胞は皮膚を引っ張れないんだ。
 
引っ張るとしたらコラーゲン繊維やエラスチン繊維しかないよね。

ホントだ!!

 

ビックリでしょ!この絵は皮膚の真皮に当たる場所で、この上が表皮、下は皮下組織で皮下脂肪が位置しているんだ。

へ〜。この繊維が皮膚を引っ張る力が強いと凸凹するって事になるの?

 

この記事を手掛かりとするなら、そう言うことだね。

セルライトって消せるわけではないんだね〜!

 

ピンポン!

最後にこの記事を読んでみて!

“セルライトとは
セルライト除去には何をすればいいのでしょう。

ニコールロンサードはニューヨークでエステを行っていた人物ですが、この人が書籍の中で広めたものにセルライトの存在があります。

当時アメリカでベストセラーなった為にセルライトは一般に認知されるようになったそうです。

日本にセルライトという単語が広まったのは2000年以降の話で、テレビの特集や美容業界などを起点に多くの人に知られるようになりました。

セルライトという単語は「Cellule(細胞)+ ite(鉱物)」という2つのフランス語からきており、ニコール・ロンサードが広める前の頃からあった言葉のようです。

下腹部やお尻、太ももなどの脂肪が溜まりやすい場所にセルライトがあることが多く、その形状からオレンジピールスキンという呼び方をされる場合もあると言われています。

脂肪細胞に老廃物や水分が溜め込まれ、固まり通常の脂肪細胞の2~3倍に膨れた状態のことをセルライトと呼んでいます。

医学的にはセルライトの状態を、皮下脂肪が溜まり、塊となった脂肪細胞を分けている繊維芽細胞が活発に働き、皮膚の方へ引っ張られたものとしています。

皮下に存在する線維芽細胞とはコラーゲンやエラスチンといった肌に必要な成分を生成してくれる細胞のことです。

肌に問題が起きた時に解消をすることが、線維芽細胞が担っている役割です。

セルライトとされているものは繊維芽細胞の働きとして全く問題のないものであるため、医学的にはセルライトとは疾患ではなく、医学用語にもありません。

セルライトという単語は、サプリメントやエステサロンといった美容の世界で多く使われ、解消の必要があるものとして扱われているようです。”

出典:正しい美容法で美しくなろう

 

アレ〜、さっきと同じことが書いてある!!

この記事はね、最初の記事をコピーしてるだけだよ。


 

なんでわかるの?

少しは自分の言葉で書こうとした形跡があるけど、分化の意味を理解していないのが分かるでしょ。

脂肪細胞を分けている線維芽細胞って書いてあるね。

 

そう言うこと!だからコピーだって分かるんだ。

何も知らない人が見たら信じてしまうね〜!


 

検索順位が上にあるから困るんだよね。気をつけなきゃね!


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オートファジーの仕組み!断食を失敗しないために知っておくべき身体の仕組み!

 

今日はこんなトピック

糖質や脂質不足の時は酵素で体のタンパク質を分解、細胞を削ってエナジーに変えるオートファジーが働く!

 

細胞をエナジーに変える仕組み

 

最近、断食が流行っているようだけど、そんなにたくさん脂肪を蓄えているの?

 

脂肪だけじゃなくて、細胞も分解するんだよ。

え、じゃあ細胞が無くなるの?

 

そうだよ。
 
細胞はいざと言う時のためのエナジー源と言えるね。

へ〜。

 

これは、オートファジーと言うエナジー補給のシステムなんだよ
 
今日はオートファジーについて勉強しようか?

聞きたい、聞きたい!

 

良いよ!
 
 その前にタンパク質の代謝について話をするよ。
 
 アミノ酸プールの事は覚えているね?


 

体には90〜100gのアミノ酸が遊離していてるんだったね。

 
 

このプールには3つの源からアミノ酸が供給される。
 
 ①体を構成するタンパク質由来
 
 ②食事性タンパク質由来
 
 ③代謝の単純中間体から構成される非必須アミノ酸
 
 
 アミノ酸プールは3つの経路で消費される。
 
 ①体のタンパク質合成
 
 ②窒素含有小分子の前駆体として消費
 
 ③グルコース、グリコーゲン、脂肪酸、ケトン体、Co2+H2Oへ酸化される

 
 出典:

 

遊離アミノ酸は細胞内や血液中、細胞外液など簡単言えば体液の構成成分として約100gを維持しているってコトだね。


 

そこから必要なものを作るために消費されたり補充されたりしてるんだよね。

 

うん。
 
これをタンパク質の代謝回転(ターンオーヴァー:ターンオーバー)と言うよ。


 

窒素含有ってどう言うコト?

エナジーの材料となる三大栄養素は何だった?

簡単、簡単。糖質と脂質とタンパク質!

 

そうだね。簡単に言うと糖質と脂質は炭素Cと水素Hと酸素Oでできてるんだけど、タンパク質はプラス窒素Nを含んでいるんだ。
 
 窒素は酵素やホルモン、神経伝達物質、核酸(DNA)も含め体の構成は欠かせないんだよ。


 

細胞は生まれ変わるって言うからね〜。

 

アミノ酸プールにアミノ酸が入ってくるって事はタンパク質が分解される必要があるよね?
 
 タンパク質の分解する仕組みとしてあるのがユビキチン-プロテアソーム・システムリソソームだよ。


 
 

①ユビキチン-プロテアソーム・システム
 
ATP依存性の分解酵素。
 
 損傷を受けたタンパク質や半減期の短いタンパク質を選択的に分解。
 
 
 リソソーム
 
 ATP非依存性分解酵素
 
 ②酸性加水分解酵素を用いてタンパク質を非選択的に分解
 
 ③エンドサイドーシスによって取り込まれた細胞外タンパク質を非選択的に分解

 

ATPはエナジーそのものだからエナジーを使って分解するかしないかの違いがあるんだね。

 

そうだね。
 
 簡単に言うと要らないタンパク質にユビキチンという印をつけて、プロテアソームという解体工場で分解するのが①のシステム。
 
 印をつけるときにエナジーを使うよ。


 

分解されたものがアミノ酸プールに入るんだね。

 

うん。
 
 ②がいわゆるオートファジーなんだけど、エナジー不足の時にごっそりとタンパク質を分解するシステムなんだ。
 
 自ら(Auto)を食べる(phagy)と言う意味だよ。


 
 
 
 *出典:東京工業大学ホームページ
 
 

細胞質の成分まるごと飲み込んで分解するんだね。

 

オートファジーの解明は東京工業大学の大隅良典(オオスミ・ヨシノリ)先生によってされて2016年ノーベル医学生理学賞を受賞して話題になったんだ。


 

細胞が自らの細胞質成分(合成したタンパク質など)を食べて分解することでアミノ酸を得る機能で、細胞内の「リサイクルシステム」とも言われている。
例えば1日絶食すると、肝臓の体積は約7割に縮小するという。絶食時、肝臓では生命を維持するためにオートファジーが活発に行われているのである。数日間食べなくてもすぐに死んでしまうことがないのは、このためだ。

 
  *出典:東京工業大学ホームページ

 

へ〜。1日でもオートファジーは活性化するのか〜。肝臓の細胞成分を分解するんだね。

 

そうなんだ。しかも過剰なタンパク質を分解して、生存に必要なタンパク質に作り変える『リサイクルシステム』って言われている。


 


肝臓のタンパク質が過剰ってこと?

 

そう、もしかしたら肝臓と言う臓器自体は飢餓がなければもっと小さな臓器かもしれないってことだね!


 


ナルホド!

 

しかもエナジーだけでなくホルモンや核酸、全身の細胞に必要なタンパク質を新陳代謝させるための材料(タンパク質そのもの)になるってこと!

それが、大隅先生の研究では肝臓で行われる活動として紹介されてるんだけど、骨格筋でもオートファジーの起こる可能性も示唆されているんだ。


 

“近年、ユビキチン-プロテアソーム系の制御システムの解析が進み、骨格筋タンパク質の分解もこの系が中心であると言われている。そこでロイシンの分解に対する作用機構を解明す るために、カルパインとリソソームの活性を阻害する状態で MeHis の放出速度を測 定した。その結果ロイシン投与群では阻害剤の効果が認められたことから、ロイシン 投与はユビキチン-プロテアソーム系より、むしろオートファジー-リソソーム系を調節している可能性が示唆された。Kadowaki らのグループによる初代肝培養細胞のタ ンパク質分解の実験系から、mTOR を介したオートファゴソームの形成をロイシン が調節することを示唆されている。
(中略)
無タンパク質食摂取のラットへのロイシンの投与は、ユビキチンリガ ーゼ(Atrogin-1, MuRF1)の遺伝子発現を減少させず、オートファジーのマーカータン パク質である LC3 の活性型である LC3-II の発現は顕著に減少させた。以上より、ロ イシンの摂取による分解抑制にはオートファジーの制御が強く関わっていることが 考えられた。”

 
 *出典:アミノ酸による骨格筋タンパク質の分解抑制

 

骨格筋に対するアミノ酸の効果を調べたんだね?

 

そうなんだ。あくまでもラットの話だけど、分枝鎖アミノ酸のルーシン(ロイシン)が制御しているのはオートファジーで、マーカータンパク質の発現を減らしたって書かれているんだよ。


 

ってことは、ラットの骨格筋ではオートファジーのマーカーが活性されることは前提での研究ってことだよね。

 

この研究ではそういう事になるね。


 

この全身で起こるオートファジーは不要な細胞からリサイクルするから全身の細胞が新しく生まれ変わる抗老化作用(アンタイエイジング作用)があるって言われてるんだよ!


 


 

へー、人間ってすごいね!

 

そして、栄養不足になっても人間が生きていけるのは体の構成成分である肝臓や全身の不要な細胞を分解しているからってことは間違いないね。

 

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カタボリックの誤解!アミノ酸サプリを取ればいいと言う考えを捨てる意外な理由!

 

今日はこんな話

運動によって筋肉は落ちる?落ちない?同化(アナボ)と異化(カタボ)についての話だよ

運動で筋肉が減る?同化(アナボ)と異化(カタボ)

 

運動すると筋肉が落ちるってホント?

 

エナジーの消費が激しくなると通常の代謝では間に合わなくなるからタンパク質、つまり筋肉を分解して体がエナジーを確保しようとするんだよ。

そう言うことか〜。

 

じゃあ今日はアナボリズムとカタボリズムについて話すよ。

聞いたい!

 

ちょっとこの記事を読んで欲しいんだ。


 

“アナボリズムとは日本語で「同化」や、「同化作用」と呼ばれるもので、身体に必要なエネルギーを食事によって生み出し、体内に蓄えること。

 

これに対し、カタボリズムとは日本語で「異化」や、「異化作用」と呼ばれるもので、身体に蓄えてあった糖質や脂質、タンパク質を分解してエネルギーにすること。アナボリズムの対義語となる言葉だ。

 

より身近な言葉でいうと、食べたものから筋肉や脂肪にエネルギーを蓄え、大きくすることがアナボリズム、筋肉や脂肪に蓄えた栄養を削り出してエネルギーにすることがカタボリズムとなる。“

 

出典:専門家がこたえるスポーツメディア1MUSTER

 

何となくワカルような様な、ワカラナイ様な。。

 

一見分かりやすいようだけど、大きな誤解を生む表現をしているから分かりにくいんだよ。

じゃあ、どこがどう違うの?

 

簡単に言えば、

 

分解する事が異化=カタボリズム

 

合成する事が同化=アナボリズム

うん、蓄えてあるのもを分解するかどうかでしょ?

 

蓄えているのもでけでなく食べ物を酵素によって消化することも異化(カタボリズム)で、つまり分解は口の中から始まっているんだ。

なるほど、食べ物の分解が書かれていないね。

 

そして分解はタンパク質だけではないから、

 

タンパク質→アミノ酸→アシトルCoA(アセチルCoA)

 

脂質→グリセロールと脂肪酸→アシトルCoA

 

糖質→単糖→アシトルCoA

 

矢印で示しているように大きく3つの段階があるんだよ。

アシトルCoAはマイトコンドリアの中でクエン酸になってエナジーを生み出すんだよね⁈

 

その通り!この3段階でもエナジーを取り出しているから、燃料を取り出す作業が異化=カタボリズムだよね。


この記事はまだマシな方で、筋肉の分解が異化って思ってる専門家が多いんだ。

 

しかもカタボリックに気をつけようって言うんだけど、カタボリックは形容詞だからカタボリズムに気をつけてようって言うのが正しい表現だよ。

 

カタボリズムの反対がアナボリズム、同化作用と言って、形容詞はアナボリックと言うんだよ。

へ〜、世の中間違いだらけだね〜。

 

と言うことは、アナボリズムは同化だから逆の反応ってコトになるんだね。

 

鋭いね!細かくなった分子を合成して身体に貯める事が同化=アナボリズムだよ。
 
 異化の3段階の逆反応のような事が起きて、グライコジェンや中性脂肪、筋タンパクにする事でエナジーの材料を保存することだよ。

なるほど〜。アナボリズムは「身体に必要なエネルギーを食事によって生み出し」がまず違うね。

 

うん、身体に必要なエナジーを生み出す、と言うか取り出すのはカタボリック作用だからね。

それから、「筋肉や脂肪に蓄えた栄養を削りだしてエネルギーにする事がカタボリズム」って言うところも違うよね?

 

そう言うコト!
 
 食事に保存されたエナジーの材料と体内に保存したエナジーの材料を取り出す事がカタボリズム=異化ってコトなんだよ。

ふ〜ん。

 

あとは「食べたものから筋肉や脂肪に蓄え、大きくする事」がアナボリズムと言うのも正確では無いんだよ。

どこが不正確なの?

 

アナボリズムは大きくする事ではなくて合成してエナジーの材料を保存しているだけだし、食べたものだけを分解・合成しているだけじゃなくて保存してあるものを分解してまた合成しているからね。

保存されてるものを分解してまた合成するの?

 

そうだよ。

どう言うコト?

 

ここからのトピック

全てのタンパク質は遊離するアミノ酸(アミノ酸プール)から作られているって話だよ!

 

タンパク質は遊離アミノ酸から作られる

 

例えば、体重50キロの人がいるとするよね。

うん。

 

体重の変動がなく毎日50キロとするよね。

毎日体重が同じってコトだね⁈

 
 

そう、問題は体重を維持できるのは何でかって事。

何で?

 

食事をした後、食事性の栄養素のカタボリズムが起こるよね。

糖質は単糖に、脂質は脂肪酸とグリセロールに、タンパク質はアミノ酸に分解されるんだよね?

 

そう、これらをエナジーとして使うのと同時にエナジーの材料保存も行われる。
 
 しかも、胃の中で分解(カタボリズム)しながら細胞内ではアナボリズムが亢進=合成の促進がおこるんだ。

グライコジェンや中性脂肪、筋タンパクの合成だね!

 

そして、空腹時にはその逆、身体に蓄えた栄養素の分解=カタボリズムの促進が始まるんだよ。

 

それはエナジーを作るために糖を合成(=アナボリズム)をしてるから。
 
 そしてまた食べてって繰り返しているんだ。

言いたいことが分かったよ。

実際には身体の構成成分が出たり入ったりしてるし、アナボリズムとカタボリズムは同時に起こってるから体重が維持できるってワケだね⁈

 

その通り!

なるほど〜。

 

さらにアミノ酸を例にすると体内には90〜100gのアミノ酸が遊離していて、ここから筋タンパクやDNA(核酸)、糖や脂質の合成を作ったり、その逆筋タンパクの分解したもの、食事性のタンパク質の分解したもの、代謝中間体からのアミノ酸新規合成をしたものが遊離アミノ酸になるんだ。

じゃあ分解したり合成したりして遊離アミノ酸90〜100gを維持しているんだね⁈

 

ピンポン!でも遊離アミノ酸1つ1つにどこから分解されてどこに合成されるのか印が付いているわけではないし、これもアナボリック作用とカタボリック作用が同時に起きてるってことだよ。

だから、筋タンパクが分解されて遊離アミノになってまた筋タンパクに合成されることもあるって事だね⁈

 

そう言う事!

ふ〜ん、遊離アミノさんか〜。

 

アミノ酸プールとも呼ばれているね。

改めて専門家の記事を見ると間違えてる所がワカルね。

 

じゃあ、最初に戻るよ。
 
 アナボリズム=合成=同化、
 
 カタボリズム=分解=異化

常にどちらかは起きてるんだよね。

 

空腹、厳密には絶食してから時間が経てば経つほど貯蓄分子のカタボリズムが亢進し、その分子から糖を作るアナボリズムが起こるよ。

 

そして運動をしてもカタボリズムの亢進が起こるんだ。

ここまで聞いて分かったんだけど、運動するときにアミノ酸を補給すると筋肉が落ちないって、カタボリズムでは無くなるってコトなの?

 

うん。結局筋タンパクがアミノ酸プールに入ってくるところを別のアミノ酸で防ぎましょうってコトなんだよね。

だから運動中にアミノ酸を飲む人がいるのか。

 

みんなが飲んでるアミノ酸は分枝鎖アミノ酸ってものなんだけど、その中でもルーシン(ロイシン)というアミノがカタボリズムの抑制とアナボリズムの促進に効果がある事が示唆されているんだよ。


 

ただし分解が起きても必要な合成量だけしか筋肉にはならないから、運動の時にアミノ酸を取って、食事でも取ってってやると、余分なものが脂肪に変わるだけってことは思えておいた方がいいね。


 

糖質も脂質もタンパク質も全部脂肪にかえるシステムがあるんだね!

 

そう!全ての栄養素の摂取量とタイミングを考えないと失敗するってことだね!

 

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タンパク質がエネルギーになる!糖新生の知られざるメカニズム

 

今日はこんなトピック

今回はタンパク質の代謝!アミノ酸は糖になる、糖新生の話だよ!

 

タンパク質の代謝と糖新生

 

今回はタンパク質からも糖が作られるって言う具体的な話だよ!

聞きたい!

 
 

糖新生と言ってタンパク質をエナジーとして使う為のシステムの1つに過ぎないから、ここは覚えておいてね!

分かった!

 

タンパク質は分解されるとアミノ酸になるよ。

つまりアミノ酸が沢山くっついてタンパク質を作っているんだね。

 

アミノ酸は分子構造にカルボキシル基とアミノ基を持った物質だよ。

???

カルボキシル基とアミノ基?

 

カルボキシ基は-COOH、アミノ基は-H3Nとか-H2N、こんなのが分子の中にくっついているものだよ。

何だか急に難しくなったよ。

 

基というのは英語でグループって意味なんだ。その分子がある事で似たような性質を持ってるよってこと。
 
例えばアミノ酸はアミノ基という同じ顔を持っていてカルボキシル基と言う腕を持っているけど、体が違うから違う名前のアミノ酸になっているみたいなイメージだよ。

なるほど。

 

ここではアミノ酸の頭である-H3N(第一級アミノ基)と-H2N(第二級アミノ基) が話を進める上で大事だからアミノ基と言う分子の頭をイメージしながら聞いてね。

分かった。

 

分解されたアミノ酸は門脈を通って肝臓に行くよ。

ここまでは単糖と同じだね。

 

肝臓では体に必要なタンパク質の分だけ合成に必要なアミノ酸が貯蔵されていて、そこからタンパク質合成を必要としている他の組織の為に血中に放出したり、余分なものはアミノ基を外してエナジーとして使われる為の経路にはいるか、脂肪の合成に使われるんだ。


 

アミノ酸から合成されるものにはタンパク質にはどんなものがあるの?

 

筋肉もそうだけど、ホルモンや神経伝達物質、それから核酸(DNA)もあるよ!

エナジーがあってもアミノ酸がないと体は動かないんだね?

 

ピンポン!

必要ないアミノ酸は頭を外されて糖質や脂質と同じ使い道があるんだ〜。

しかも、タンパク質の摂りすぎも脂肪になるんだね〜。

 
 

その通り!


アミノ基を外した時に糖質と同じ使い道があるものを糖原性アミノ酸、脂質と同じ使い道のあるものをケト原性アミノ酸と言うんだよ。

へ〜。

 

トピック2

必須アミノ酸と非必須アミノ酸、糖原性アミノ酸とケト原性アミノ酸、アミノ酸の話だよ!

 

必須か非必須か糖原性かケト原性か、アミノ酸の種類

 

元々、人間の体内にあるタンパク質は基本的に20個のアミノ酸がいろんな分子といろんな結合して出来ているんだよ。

それだけ?

たったの20個なんだ。

 

11種類のアミノ酸は体の中で合成できて9種類は体内で合成できないアミノ酸だよ。栄養上作れないものは食べ物から摂取する必要があるから9種類を必須アミノ酸、11種類を非必須アミノ酸と言ったりするんだ。

作り出す事も出来るの!

 

アミノ酸は分解される過程でアンモニアを発生させるんだけど、アンモニアは中枢神経に毒性が強いから、いろんな方法で処理されるんだよ。


 

どんな方法?

 

尿を作るのが1つ。
 
そしてそもそもこのアミノ基がアンモニアの素で危険だから尿にする過程でアミノ基を別の物質に固定して移動させるんだよ。

アミノ酸を分解する時にアミノ基を別の物質に運ばせるんだね?

 

そういう事!
 
アミノ基を外すとエナジーとして使えるんだよ。それが糖や脂質と同じ使い方をされるって言う事なんだ。


 

各組織に運ばれたアミノ酸のほとんどは、アミノ基がα-ケトグルタル酸(:2-オキソグルタル酸)に捕捉されて(捕まえられて)別の物質になるよ。
 
例えばアラニンのアミノ基はα-ケトグルタル酸に捕捉されてパイルベイト(ピルビン酸)になるよ。
 
パイルベイトはグルコース(血糖)から嫌気的に(無酸素で)エナジーを取り出した時にできる代謝産物なんだ。
 
グルコースから代謝されたパイルベイトは無酸素で代謝して乳酸になるか、好気的に(有酸素で)たくさんのエナジーを取り出す回路に入るか、エナジーとして使われない場合は脂肪として蓄える経路に入るか、この様な運命を辿るよ。
 
①アミノ基を外されて出来たパイルベートは、一旦経路を迂回して経路を逆戻りしてグルコースになってグルコースと同じ運命を辿るよ。
 
②他のアミノ酸もアミノ基を外された後はどこかの経路や回路の途中に合流する物質になってグルコースに戻されるんだ。
 
一方でアミノ基を捕捉したα-ケトグルタル酸はグルタミン酸になるよ。
 
 
過剰なアミノ基( ≒ アンモニアの元)はグルタミン酸に固定されグルタミンになるよ。
 

 

トピック3

アミノ酸はアンモニアと糖に、中性脂肪はキートンと糖に分解されて糖新生が完成するって話だよ!

 

アミノ酸と中性脂肪脂肪から糖新生

 

なんだか複雑だけど、取りすぎたアミノ酸は頭を外されてグルコースを作るって事なんだね?

その通り!
 
①と②の反応、これを糖新生って呼ぶんだよ!


 

血糖(グルコース)を作るから糖新生ダネ!

 

そして、頭の方はα-ケトグルタル酸→グルタミン酸に順番に固定されてグルタミンになるんだね?

肝臓以外の組織ではグルタミンにされてから血液循環に入らないと危険だからね。
 
肝臓に運ばれたグルタミンは今度逆の反応で外されたアミノ基=アンモニアが尿素を作る回路に入るんだ。


 

糖新生ってどんな時に起こるの?

良い質問ダネ!
 
糖新生は最後の摂食後から4〜6時間で開始されて肝臓のグライコジェン(グリコーゲン)が枯渇する10〜18時間で活性化されるんだよ。


 

4〜6時間って言うと食べたものが胃袋から全部なくなるくらいの時間ダネ!

よく気づいたね!!
 
ただ胃袋から物がなくなっても消化は腸で行われているから腸からの糖の吸収分とグライコジェンからの分解分と糖新生からのグルコースによってエナジーを生み出していると言う事になるよね!


 

糖が無いから作ってしまえって事だね?

この糖新生は脂肪からも起こるんだよ。


 

脂肪はキートン(ケトン体)になるんだよね?

そう!中性脂肪はキートンになる部分と糖になる部分から構成されてるんだ!


 

そう言う事なんだ〜!

 

まとめと解説

アミノ酸からアミノ基をα-ケトグルタル酸に移動させる時には必ず酵素が手助けするよ。
 
たとえばアラニンのアミノ基を移動させるのはALT(アラニンアミノトラスフェラーゼ)と言う酵素によってアミノ基が移動させられる事でパイルベイトになるよ。
 
アスパラギン酸ならAST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)と言う酵素によってオキサロ酢酸になるよ。
 
採血をすると肝機能の項目にALT やASTが指標として使われているんだ。
 
ALTやASTは肝臓や心臓の細胞が障害を受けた時に血中に出てきて血清酵素活性が上昇するからだよ。
 


 

 

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太りやすい炭水化物!栄養学は誤解を招く最大の原因!

 

今日はこんなトピック

生化学的アプローチで糖質、糖、食物繊維の意味と小腸−肝臓での栄養吸収−利用の仕組みを理解することからはじめよう!

 

糖質、糖、食物繊維などの栄養素

 

今回は炭水化物の話の続きをやろうかと思ってるんだ。


 

賛成!

 

今日は炭水化物の取り方によって体型が変わってくるかも知れないって話だよ。

理想の身体づくりをする人は必見だね!

 

それじゃ、前回話した続きを始めるよ。

 

まずはアメリカの栄養表示を見ていくよ。


 

“Total Carbohydrates

 

The carbohydrate category on a food label represents the entire amount of carbohydrates in a product. Total Carbs are broken down into two sections: fiber and sugars. These are added together in addition to starches to create a total carbohydrate value.”

 

画像・記事出典元

 

Robo的解釈総炭水化物

食品ラベルにある炭水化物の項目は商品に含まれる炭水化物の総量を表しています。総炭水化物は食物繊維と糖の項目に分けられます。ここにデンプンを加えたものをまとめて総炭水化物含有量としています。

 

この記事はアメリカの管理栄養士さんが書いているよ。 画像を拡大して確認してみて欲しいんだ。

なんで?

全炭水化物が22gに対し食物繊維が0gで糖が6gになってるね。

 

日本での栄養基準は
 
食物繊維+糖質=炭水化物
 
だったよね。

でも本当は炭水化物=糖質=糖だったよね?

 

その通り!
 
本当は糖(6g)の中に炭水化物(22g)が入っていないとおかしいんだ!


 


 

本当だ!しかも日本の栄養基準から言っても計算が合わないよね。

 

そうなんだよね。アメリカの栄養表示では
 
食物繊維+シュガー+デンプン=炭水化物
 
どの記事を読んでもこんな足し算になってるんだよ。

もともとデンプンもシュガーなのに何だかややこしいなぁ。

 

そうなんだ。
 
生化学ではデンプンは多糖の1つだから本来は糖のはずなのに、デンプンは糖の概念から外れてきてしまっているね。
 
こうなると、シュガーは糖質とも訳せないし、生化学の言う糖とも訳せない概念になってくるんだ。

そっか〜。

 

もっとも、シュガーの広義の意味として糖、狭義の意味としてデンプン以外の糖と訳せなくも無いけど。。
 
ただ、本来デンプンもサッカライド=シュガーなんだけどね。

でも、栄養表示的にデンプン以外の糖とデンプンを分けている理由があるの?。

 

良い質問だね!
 
実は糖を大きく2種類に分ける概念があるんだよ。

へぇ〜、どんなの?

 

それが、
 
Simple Carbohydrate
 
Complex Carbohydrate
 
単純炭水化物複合炭水化物
 
なんだ。

???

単純と複合??

 

そう、シュガーは単純、デンプンは複合に分類されているよ。

何が違うの?

 

単純炭水化物は消化吸収が早く複合炭水化物は消化吸収に時間がかかる特徴があるよ。

消化吸収時間で分けてるのか〜。

 

今日はこんなトピック2

ダイエットのコツはGI値とインスリンの分泌を理解して血糖コントロールで中性脂肪の合成を防ぐ事!

 

GI値・インスリンの関係と血糖値・中性脂肪の関係

 

そもそもどうして消化吸収の時間に差が出来ると思う?

カーボが単純、カーボが複合だから炭水化物の数かな?

 

ピンポン!単糖は炭水化物が1個で出来ているんだったのは覚えてるよね?

うん。
単糖が2個結合したもの、つまり炭水化物が2個くっついたものが2糖なんだよね⁈。
 
で、それよりも多いのがオリゴ糖、多糖だね?

 

その通り!
 
数量をあえて言うと、単糖が3個から9個くっついてオリゴ糖、それ以上を多糖って言うんだよ。
 
2個以上をまとめて多糖って呼ぶ事もあるけどね。

炭水化物がたくさんくっついていると消化吸収に時間がかかるって事だね⁈

 

糖の吸収は小腸からされるんだけど、単糖になってからじゃないと吸収されないんだ。

だから炭水化物がたくさんくっついている多糖の方が、吸収に時間がかかるんだね。

 

もっとも、複合炭水化物は糖以外の分子と結合している炭水化物を言うから、ダイエット界ではそこも無視されているね。


 

で、消化が早いか遅いかで何が変わってくるかと言うとインスリンの分泌が変わるんだ。

インスリン?

 

まず糖は吸収されると門脈から肝臓、それから全身の血管を流れていくよ。

知ってる!血糖値の事だね⁈

 

そう、血糖値とは血中のブドウ糖の濃度を表したものだよ。
 
食後に血糖値が上がると上がった血糖値を下げる為にインスリンと言うホルモンが分泌されるよ。

血液からブドウ糖を消すの?

 

ただ単に消している訳ではなくて、全身の細胞に送り届けているんだよ。

そっか〜。それがエナジーの元になるんだね。

 

うん、筋肉や脂肪細胞にはブドウ糖を細胞の中に運び入れる物質(GLUT4)があって、インスリンによって活性化されるんだよ。
 
そして筋肉や臓器に運ばれた糖は、活動エナジーとして利用されたり、グライコジェン(糖原)に合成されて蓄えられているんだ。

蓄えるコトも出来るんだ〜。

 

特に肝臓はグライコジェンを蓄える臓器で貯蓄率では最大で肝臓重量の10%にもなるよ。

へ〜。

 

また、筋肉全体での貯蓄量は300〜400gとも言われているんだ。
 
これは肝臓に貯める量より多いんだ。

じゃあ、エナジーとして使う糖と溜める糖よりもたくさん糖を摂ったら血糖値が高いままになるの?

 

良い質問ダネ〜!
 
もし、筋肉や肝臓に糖がたくさんあって行き場の無い状態の時、この余分な血糖を中性脂肪に作り替えて脂肪細胞に送ってしまうと言われているんだ。

じゃあ、炭水化物は摂り過ぎると太るんだね。

 

そう言うコト!太る原因の1つなんダヨ。

だから、たくさん炭水化物が結合している多糖を食べた方が活動エナジーとして使われたりグライコジェンとして溜めたりと言った反応がゆっくりとになる分、脂肪になりにくいってワケだね⁈

 

ピンポン!そしてこのような血糖上昇の速度を指標にしたのもをグライセミックインデックス(GI値)と言うよ。

グライセミックインデックスか〜。

 

GI値の高い糖質ほどインスリンが急激に分泌され、GI値の低い糖質ほどインスリンが緩やかに分泌され、また活動エナジーがゆっくり供給されるって言われてるんだよ。

つまり、単純炭水化物はGI値が高い、複合炭水化物はGI値が低いと言う関係になっているんだね⁈

 

ただし、注意したいのは実際の食材に含まれる糖質の種類、食事の内容や食べ方によってインスリン分泌は変わってくるから、あくまでも分類上の話だよ。

なるほど〜。

 

ちなみにSimple Sugar、Complex Sugarとも言われているから、デンプンも糖の概念に収まってるよね。

なるほど〜。
 
食物繊維がfiber、糖質=糖=シュガー(単糖、2糖のsimple suger とデンプン:多糖のcomplex auger )と言うワケだね。

 

その通り!だから糖類と訳すとチンプンカンプンになってくるよね。

でも食物繊維は多糖なんだよね?

 

そうだよ。だからこの分類は日本でもアメリカでもオカシイってコト。
 
一応栄養学的な解釈としては食物繊維は消化されない多糖、単糖と2糖は消化吸収が早い糖、デンプンは消化吸収が遅い糖、と言うコトにはなるよね。

その学問を使って、その学問と違うものを作るなんて、人間って不思議な生き物だね。

 

生化学と生化学を無視している栄養学、2つの学問で定義の違う同じ言葉を使うから話がややこしいんだよネ。


 

まとめと解説

炭水化物はCmH2Onのこと。

簡単に言うと炭素と水の化合物だよ。

mは炭素原子の個数、nは水分子の個数。

日本の栄養基準では、

炭水化物は糖質と食物繊維で構成されていると言っているよ。

でもよく見て、CH2Oの中に糖質や食物繊維なんてないね。

あるのは炭素と水素と酸素。

一方でアメリカの栄養基準では、

炭水化物は食物繊維と糖とデンプンで構成されていると言ってるよ。

でもよく見て、CH2Oの中に糖やデンプンや食物繊維なんてないね。

あるのは炭素と水素と酸素。

本当は糖やデンプン、食物繊維の中にCH2Oがあるんだよ。

また基本的にはデンプンも食物繊維も糖だよ。

何個炭素があるのか何個水があるのかと言う違いだけだよ。

 

 

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ロカボ『炭水化物に糖質が含まれる』は大きな間違い

 

 

糖質ゼロ・糖分ゼロ・糖質オフ・炭水化物抜きの違い!

 

その後ケンジ君どうしてる?

基礎代謝の事を教えてあげたら、何を信用したらいいか分からないって言ってたよ。
 
でもトレーニングは頑張って続けてるよ。

 

それは良い事だね。

 

うん。でもロカボダイエットもしてるんだけど糖質オフとか糖質ゼロの違いが分からないんだって。


 

糖質も糖類もそれから炭水化物も含めて意味はほぼ同じだよ。

 

ただし糖類は英語に変換出来ない日本語独特の変な概念なんだ。

 

へえ〜。
 
じゃあ今日は炭水化物と糖質と糖類についてもっと知りたいな〜!

 

いいよ。

 

これを知っておかないと健康志向の人は成分表に惑わされて、摂取したくない栄養素を摂取してしまうことになるからね!


 

炭水化物の中に糖質はない

 

KIRINのホームページから借りてきたよ。

 

 

 

 

炭水化物は食物繊維と糖質から出来ている事になっている。

 

つまり、食物繊維は炭水化物の一部、糖質も炭水化物の一部という位置付けになってるよ。

 

足し算になってるね。
 
食物繊維+糖質=炭水化物でしょ?

 

そうだね。炭水化物の中に糖質、糖質の中に糖類ってのが分類されているけど、これが大きな間違いのもとで、もともと学問上にない分類なんだよ。

 

栄養基準を決めた人達が作った位置付けだよ。

 

そしてこの表は間違いの元なんだ!

 

栄養基準?

 

食べもののラベルには炭水化物、脂質、タンパク質って書いてあるよね?

 

食べ物にどんな栄養が入っているか書いてあったヨ!

 

栄養基準によると炭水化物って具体的に何が入っているのかって言う場合に食物繊維と糖質を合わせたものですよってことになってる!

 

糖質ってなにが入ってるのって聞かれた時に単糖と二糖の糖類と多糖類その他の糖が入っていますって言うための分類なんだよネ?

 

 

その通り!ただ、そもそも誰が最初に決めたのか知らないけど、この分類の仕方は非常に間違ったやり方って話だよ!。

さっき全部意味はほぼ同じって言ってたもんネ。
 
同じものを足し算するとこんな関係図にならないよネ。

 

そうなんだ。

 

それは代謝を扱う学問、生化学の本に答えが載ってるよ。

 

生化学か〜。

 

炭水化物とは最も小さい糖質

 

まずは本来の生化学的に言う炭水化物の特徴を簡潔に言うね。


 

炭水化物とは?

例外もあるけど、

 

CmH2Onと言う組成式を含む。

 

つまり、炭素の水和物(炭水化物)である。

 

アルデヒド基かカルボニル基を持つ多価アルコール。

 

熱やエナジーを供給する。

 

もっとも小さい単糖はトリオース(CH2O)3で人体内ではヘキソース(CH2O)6、次いでペントース(CH2O)5が多い。

 

炭素(C)と水(H2O)だから炭素の水和物なんだね。

 

その通り!要するに糖質というのは炭水化物(CmH2On)、から出来ているんものを言うんだ。

 

ってことは、栄養基準が言う炭水化物の中に糖質があるというより、糖質の中に炭水化物があるって事なの?

 

そう言う事!

 

そして糖質を大きさ(分子量)で分類した時に、単糖、二糖、オリゴ糖、多糖、に分けることができるんだ。

 

それと忘れてはいけないのは食物繊維の中にも炭水化物があるってこと!