『了解』は言い換える必要ないニュートラルな日本語

Hit the like button!

 

今日はこんトピック話

『了解です』と『承知しました』はどっちも目上の人に使ってもいいって話ダヨ!

 

今回は言葉の間違いパート2、『了解』と『承知』について話すよ!


 


ラジャー!

 

『了解』と『承知』はどっちでも使える!

 

『了解』と『承知』は似た言葉だけど、『了解』は目上の人に対しては失礼だって言われてるんだよ!


 


似た言葉なのにどうしてかな?

 

ビジネスマナー全般に関しての書籍を40冊調べた菊池良さんによると1980年〜2010年ごろの書籍には了解はNGどころか適切な言葉として掲載されていたんだって!


 


じゃあ、なんで逆転したの?

 

どうやら神垣あゆみさんって人が『了解』って言葉に対して、個人的に感じていた違和があったって言う理由から、『仕事で差がつくできるメール術』(2007年)の中で、感じの良い言葉として『承知しました』を勧めたことに端を発しているようなんだ!


 


じゃあ、目上とか目下とか関係ないってコト?

 

そうなんだ、2009年に出版した本では『了解には尊敬の意味が含まれていないので目上には不適切』と明言して世の中のブロガーたちがメディアブームの影響で拡散したんじゃないかって菊池さんは推察しているよ!


 


へ〜、しかも『不適切』が『失礼』に変わったんダネ!

 

そう言うコト!


 


じゃあ、『了解しました』ではなく『承知しました』だと尊敬の意味が含まれてるの?

 

いい質問ダネ!意味と用法を見てみようか?


 

了解とは

1 物事の内容や事情を理解して承認すること。了承。「―が成り立つ」「来信の内容を―する

 

2 《(ドイツ)Verstehen》ディルタイ哲学で、文化的、歴史的なものを生の表現とみなし、その生を追体験によって把握すること。理解。

 

<例>

彼女の心もちを了解した:理解した
御了解を願う:理解し承認する
その了解を得て:承認を得る
御了解を得る:承認を得る、納得してもらう
彼女のたちを了解し得る:承認し得る

出典:goo国語辞書

 
 

承知とは

1 事情などを知ること。また、知っていること。わかっていること。「無理を承知でお願いする」「君の言うことなど百も承知だ」「事の経緯を承知しておきたい」

 

2 依頼・要求などを聞き入れること。承諾。「申し出の件、確かに承知した」

 

3 相手の事情などを理解して許すこと。多く下に打消しの語を伴って用いる。「この次からは承知しないぞ」

 

<例>
池のあることを承知していた:わかっていた
彼は承知していない:わかっていない
あなたもご承知の通り:わかっている
自分の言うことを承知せんなら:聞き入れないなら
世間が承知しない:許さない、聞き入れない、承認しない
先方が承知でぜひ行きたいと言う:承諾した上で、納得した上で、承認した上で

出典:goo国語辞書

 


なんだかほとんど同じ意味ダネ。

 

『承知致しました』には謙譲語と言う尊敬の意味があるって言われているけど、『承知』自体の主語はむしろ他人に対して向けられる例の方が圧倒的に多いから『承知』だけで謙譲語と言うには無理がある。

 

だからといって『承知致しました』で謙譲語になるなら『了解致しました』で謙譲語にならないと辻褄が合わないよね!


 


謙譲語って何?

 

謙譲語は相手より自分の方が身分や立場が下ですよってことを相手にお知らせするような自分を遜(へりくだ)って見せる、つまり自分を低く見せる言葉だから主語が自分になるような尊敬語のことだよ!


 


なるほど!『承知する』自体は他人にも使えるから遜(へりくだ)っていないけど、『致しました』に変化さて遜れるなら『了解する』に『致しました』で遜れないのはおかしいって事ダネ!

 

そういう事!


 


『了解』と『承知』、それだけではニュートラルか〜。

 

まぁ、どちらを使っても意味は通じるわけだし、了解も承知も敬意があるともないとも言えないから了解だけ目の敵にするのはどうかな?

 

決定的にダメとは言えないよね。


 


なんで、『了解』の方が弱くなるんだろうネ。

 

ポイントはこれじゃないかな?


 

了解:物事の内容や事情を理解して承認すること。

 

承知:依頼・要求などを聞き入れること。

 

了解の場合は『物事の内容や事情』の方が『依頼・要求』よりも守備範囲が広いから『依頼・要求』に関して言えば言葉としての重みみたいなものが軽くなってるんじゃないかな〜?つまり・・


 

了解:依頼・要求とそれ以外の物事に対して理解をする。

 

承知:依頼・要求のみに対して理解をする。

 


なるほど!承知の方が限定されているから承認する強さを感じやすいってコトだね!

 

そういうコト!

 

ある意味で『了解』の方が依頼や要求に対する承認の強さが他へ分散されているように見えるから、『承知』の方が言葉の希少価値が高いって錯覚してしまったのが原因じゃないかなって・・僕の勝手な推察だけどね!


 


その差が違和感としてあったのかもね!

 

敬語逓減(テイゲン)の法則の波に飲み込まれつつあるように見えるけど、例文意外にも目上の人に『了解』を使っている文章はたくさんあるから、歴史的に見て不適切ではないってことは覚えておいた方がいいね!


 


敬語逓減の法則って何?

 

元々は敬語として使われていたけど何故か敬意のレベルが下がってしまう法則のことだよ!


 

例えば『貴様』と言うのは『貴社』や『貴殿』のように敬意を表す言葉として使われていたけど、使うと失礼どころか罵るような言葉として使われているんだ!


 


へ〜、人間って面倒くさいな〜!

 

スポンサーリンク




 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です