『した方がいい』と『する方がいい』の違いが意外すぎる!

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今回のトピック

『〜した方がいい』『〜する方がいい』の違い
 
・有力説は『一般論』か『個人的見解』
 
・本当の違いは『矢印の向き』!

 

有力説は『一般論』か『個人的見解』

 

前回は『〜の方』の使い方について体系的な説明をしたけど、『〜の方』の『方(ほう)』の前に『する』と『した』をつけた時のニュアンスの違いを体系的に説明するよ!


 


『〜する方』と『〜した方』の違いってことだね!

 


確かに、『する方がいい』と『した方がいい』の違いは僕にはわからないナ〜。

 
 

早速、一般的な解説を紹介するね。


 

有力説

『する方がいい』は一般論
:一般的な「カゼのときはどうするか」という話題の場合なら・・・
「カゼのときは、早く寝るほうがいい」「水分はたくさんとるほうがいい」
 
『した方がいい』は個人的・具体的アドバイス
:友だちがカゼで具合悪そうにしているのを見たときには・・・
「きょうはもう帰って寝たほうがいいよ」「医者に行ったほうがいいよ」

 

出典:Yahoo知恵袋

 


なるほど!この考え方から言うと最後に『と思う』ってつけてみると分かりやすいね!

 

そうだね、一般論は話し手の思いとは関係ないから、『思う』というより『言われている』が正しいよね!


 

『思う』と『言われている』

一般論に『思う』は使えない!
「一般的にカゼのときは、早く寝るほうがいいと思う」❌
「一般的水分はたくさんとるほうがいいと思う」❌
は違和感があるよね!
 
なぜなら『言われてる』が正解だから!
「一般的にカゼのときは、早く寝るほうがいいと言われている」⭕️
「一般的水分はたくさんとるほうがいいと思言われている」⭕️

 


こうやって分けると違いがみえるね!

 

じゃあこんな場合はどうかな?


 

『一般論』のはずが・・

①「一般的水分はたくさんとるほうがいいと言われている」⭕️
 
②「一般的に水分はたくさんとったほうがいいと言われている」❌❓

 


あれれれ?一般論だけど②もよく見るな〜。

 

そうなんだ、一般論なのに②を使った用法は①よりも断然多いんだよ。


 


じゃあ、多くの日本人の言葉の使い方が間違ってるって事?

 

この説で言えば一般論に個人的見解を入れているから間違った用法ってことになるね。


 


それか説が間違っているってことになるネ

 

実はこれが有力説で他にも説はあるんだけど、大体の説はなぜ『一般論』と『個人的見解』になるのかと言う理由を述べているだけだから、この説に絞ったワケなんだけど、僕はこの説は近いけど違うから、みんながスッキリしないと思ってるんだ!

 


決着がつかないんだネ。

 

 

本当は違いは『矢印の向き』!

 

おそらくみんなが不思議に思うのはなぜ『した方がいい』って過去のことを述べるワケじゃあないのに過去の形を取るのかってことだよね!


 


僕も不思議に思ったヨ!

 
 

実は『完了形』にすることで『すでに決定した』と言うニュアンスを持たせているんだよ!


 


『すでに決定』?

 

『完了形』で『決定した』

マリコさん:この服のデザイン、AとBどっちがいいと思う?
 
康之くん:Aにした方がいいと思うよ!
 
ここでは個人的アドバイスだから『した方がいい』を使う、と考えることもできるけど、完了形にする事で康之くんの選択肢からBはなくなりAに決定したことを伝えているよ!

 

これが『〜した方がいい』のコアイメージだよ!


 


なるほど!

 

『した方がいい』は決定づけ!

『風邪の時は寝る方がいい』
:一般論のようだけど、『寝る選択肢がある、寝なくてもいいけど』という伝え方。

 

『風邪の時は寝た方がいい』
:アドバイスだけでなく、一般論でも使えるのは『寝るという選択肢は決定している』と伝えているから。

 

『風邪の時は水分を取る方がいい』
:一般論のようだけど『風邪の時に取るべき行動としていくつかある選択肢のうち水分をとる方法があるよ』という伝え方。

 

『風邪の時は水分を取った方がいい』
:一般論で使えるのは『水分を取る選択肢は決定している、取らない選択肢などない』と伝えているから。

 

『今日は早く帰って寝る方がいい』
:一般論のようだけどアドバイとして使える『もう少しここに残るという選択肢もある』と言う伝え方。『ここに残る』と言う選択肢があることは人の感情論から使われないだけ。

 

『今日は早く帰って寝た方がいい』
:確かにアドバイスとして使われる『早く帰って寝ることを決定している』という伝え方。

 

『医者に行く方がいい』
:一般論のようだけどアドバイスとしても使える『行かなくてもいいけど』という選択肢が残されているという伝え方。

 

『医者に行った方がいい』
:アドバイとしても使えるが、『病気になったら医者に行った方がいい』など一般論としても使って違和感がないのは『行かない選択肢を除外して行くことを決定づけている』から。

 

つまり、完了形にすることで決定づける言い方が『〜した方がいい』なんだよ!


 


なるほど、『〜する方がいい』は決定づけをしていないって事だね!

 

そういうこと!


 


方向が持っている矢印がそこだけに向いているのが『〜した方がいい』で他にも向いているのが『〜する方がいい』ダネ!

 

鋭いね!


 


これからは使い分けるゾ!

 
 

最後に読者の方に質問だよ!


 
 

微妙な使い分け

体調がものすごく悪いけど、ものすごく大事なミーティングがあるから会社を休むかどうか迷ってる時のあなたはどれ?(ミーティングじゃなくてもいいからあなたの状況に置き換えて考えてみて!)
 
①『今日は休む方がいい』
:あなたの意思は全く決定していないのでは?

 

②『今日は休んだ方がいいかな?』
:体が休むことを要求し『休む』ことを決定しているにもかかわらず、頭の整理がつかずに『かな?』と悩んでいるのでは?

 

③『今日は休んだ方がいい』
:休むことが決定し、まさに連絡をする直前なのでは?
(この段階で『休む方がいい』と考える人はいないのでは?)
 
おそらく、②か③が多いのでは?①を使う人はかなりの少数派だよね?

 

あなたもきっと『〜する方がいい』と『〜した方がいい』で心の機微を表現しているよ!

 

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