水素水は意味ない?効果を論じる前に知っておくべき事実!

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今回は関心度の高い水素水とアルカリイオン水の事について話すね!


 


なんでみんなそんなに関心があるの?

 

いわゆる健康ブームだからね!


 


何が体にいいの?

 

それぞれ期待される効能が違うんだけど、ゴチャ混ぜに
なっているからまずは違いを説明するね!


 

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水素水とアルカリイオン水の違い!

 

簡単に言えば水素水は水素(H)を溶け込ませた水アルカリイオン水は電気分解して水素イオン(H+)を減らした水って事だね。


 


水を電気分解?

 

そう、水槽の水に電気を流して『プラスの性質をもつ水素イオン(H+)の多い水』と『マイナスの性質を持つ水酸化イオン(OH-)の多い水』に分けるんだ。


 


どうして電気を流すと分かれるの?

 

水の中には『電気的に中性のH2O』だけじゃなくて、『プラスの性質を持ったH+』と『マイナスの性質を持ったOH-』も存在しているんだ。


 

そこに電気を流す事で『マイナスの電子』をプラスの物質に向かって移動させるんだよ!


 


出典:Panasonic

こんな感じで水槽の水を2つの空間に分けて
 
片側にはプラスの電極
もう片側にはマイナスの電極
 
を設置して電気を流すと、マイナスの電極から電子がプラスの電極に向かって流れていくでしょ。


 

そうするとマイナスの電極に水素イオン(H+)が引き寄せられて電子(-)を奪って電気的に中性な物質になる(H:水素が発生する)から水素イオンが減るよね。

 
つまり、水酸化物イオン(OH-)が多い水になる!


 


なるほど!逆にプラスの電極に水酸化物イオン(OH-)が引き寄せられて電子(-)を奪われるから、水素イオンが多い水になるんだネ!

 

鋭いね!

 

水素イオンの多い水を酸性水、そして水素イオンの少ない方がアルカリイオン水と言って水酸化イオンが多い水・・・


 


水素イオンを減らした水!ダネ

 

ピンポン!

 

どのくらい酸性か、どのくらいアルカリ性かは水素イオンの濃度で決まって、pH(英語でピーエッチ、ドイツ語でペーハー)で表すことが出来るんだよ!


 


水素イオン濃度が高い方が酸性だよね!

 

そう、水素イオン濃度が高い酸性ほどpHが低く、水素イオン濃度が低いアルカリ性ほどpHが高くなるよ!


 

ポイント整理

・水素水=水素を溶け込ませた水
 
・アルカリイオン水=水素イオンを減らした水

 

マイナス電極側で起こること
 
水素イオン(H+)が引き寄せられて電子を奪うよ!
 
水素イオンは水素原子(H;電気的中性)になるよ!
 
さらに水素原子が2個くっついて水素分子(H2)になって空気中に出て行くよ!
 
つまり、水素イオンが減るよ!

 

プラス電極側で起こること
 
水酸化イオン(OH-)が引き寄せれられて電子を奪われるよ!
 
酸素原子(O;中性)と水素原子(H;中性)に分離するよ!
 
ここから酸素分子(O2)と水(H2O)ができるよ!
 
酸素は空気中に出て行くよ!
 
つまり水素イオンは残るよ!

 

マイナス電極の水はアルカリイオン水=pH高い
プラス電極の水は酸性水=pHが低い

 

水素水とアルカリイオン水の効能!

 


水素や水素イオンの少ない水はどこが健康にいいの?

 

いい質問ダネ!

 

水素研究の始まりは癌の研究から始まっているんだ。

 

当時の研究は現在の水素水ではなく、気体の水素ガスを使った研究が主流でした。
腫瘍(=がん組織)を「水素2.5%、酸素97.5%、8気圧」という特殊な大気条件下で培養することで、癌が退縮するという内容でした。

出典:水素水完全ガイド

 


水素水ではないネ!

 

しかも見て8気圧での水素ガス(H2)の効果って言う不自然な環境下での研究から始まっているんだよ。

 

当たり前だけど、癌ができる体内ではありえない設定だよ!

 

そして何でか分からないけど2000年の中頃からは活性酸素を減らすんじゃないかって言われ始めたんだって!


 

自然界に存在する原子の水素(=いわゆる”活性水素”)という概念が提唱され、
「活性酸素が悪玉活性酸素を無毒化するのではないか」という仮説のもと、水を電気分解した”電解水”を使った研究が行われるようになったのです。(ママ)

出典:水素水完全ガイド

 

電解水の研究だからアルカリイオン水の研究って感じがすると思うけど、あくまでも水素の研究だから、アルカリイオン水の中に発生する水素の原子(H)のことじゃないかな〜?


 

水素水を飲むことで得られる様々な効果は、
原子状の水素(=活性水素)ではなく水素分子によって起こっているという考えが定説となっています。

出典:水素水完全ガイド

 

最終的には水素原子(H)ではなく水素分子(H2)に注目して活性酸素への研究が行われているんだ!


 


ふ〜ん、じゃアルカリイオン水は?

 

アルカリイオン水はpHが高いから胃腸への効果が期待されている水だよ!


 


pHが高いと何で胃腸にいいの?

 

食べ物を消化する胃の中は細菌を殺すためにpHが低い胃酸が分泌されているんだ!


 


水素イオンが一杯なんだね

 

そう、正常な人の胃粘膜は胃酸でダメージを受けないようになっているんだけど、中には胃酸のダメージを受ける人もいて、胃の中のpHを上げて胃粘膜を守ることがアルカリイオン水の効能だよ!


 


なるほど、アルカリイオン水はpHを高くするのが目的なんだね!

 

水素水は活性酸素の除去が目的
アルカリイオン水はpHをあげるのが目的

 

水素水と活性酸素

 


活性酸素って何がいけないの?

 

酸化ストレスによって細胞を傷つけしまうことが最大のデメリットかな。


 


じゃあ水素水は活性酸素から細胞を守ってくれるんだね。

 

世の中には水素水の効果があるかないかと言う視点で議論されているんだけど、全く無意味だと思うよ。

 

まず、活性酸素についてはこんな間違った論調が多いんだよね〜。


 

間違った活性酸素の認識

生体の酸化反応と抗酸化反応のバランスが崩れた生体に とって好ましくない状態

 


酸化反応と抗酸化反応?

 

つまり水素水に酸化を防ぐ抗酸化作用があるように、体の中にはそもそも酸化から身を守る還元物質(抗酸化作用のあるもの)があって絶えず酸化還元反応が起こっているってこと!


 


酸化還元反応が崩れるから生体に良くないって言ってるんだね!

 

そう言う事!

 

でも本当は次のように認識するべきだよ!


 

本来の活性酸素

生体の酸化反応と抗酸化反応のバランスが崩れて単に酸化反応に傾いた状態

 


生体にとって良くない状態ではないの?

 

良い状態ではないけど、身体が必要に応じてワザと酸化ストレスに晒すように仕向けることがあるってことなんだよ!


 


へ〜!

 

活性酸素が関わっているもの

殺菌作用、抗腫瘍作用、アポトーシス、シグナル伝達、排卵、受精、細胞の分化

 

アポトーシスは細胞死と言って異常が発生した細胞や、要らない細胞を死滅させるプログラム死のことだよ!


 


異常がある細胞も要らないね!

 

要らない細胞といえば異常の発生した癌細胞や、胎児なんかは水掻きがあるけどこれもアポトーシスで細胞死させることは良く知られているね。


 


体の中で酸化ストレスをかけたりかけなかったり調整しているんだね!

 

そう!抗酸化物質(還元剤)は元々体内に備わっているし、食べ物の中からビタミン類を摂取していれば、食べ物を分解しながら抗酸化物質を必要な分だけ使うようになってるからね!


 


人間の体ってすごいね!

 

だから、そう言う機能が働かない病気になった時に医療目的で水素を利用するって言うならわかるけど、健康な人が生体にとって好ましくないって言う理由で体の治癒力まで奪いかねない行為をすることに疑問があるね。

 

活性酸素を発生させたくないんだったら、タバコをやめたり、紫外線を防いだり、外的なストレスを減らすように、もっとできることもあるね!


 

アルカリイオン水でPHを上げる意味

 

胃腸のPHに関しても僕は疑問あるんだ。


 


どう言うこと?

 

例えば体の場所によってPHは違っていてそれぞれの場所で適正に保たれているからね!


 


アルカリイオン水を飲んでも意味がないってこと?

 

そう言う事!


 

例えば胃内はもともとPH1~2で食後にPHが上がったら胃酸が分泌されてPH4未満にならないと腸に送られないようになっているんだ。


アルカリイオン水はどのくらいのPHなの?

 

だいたい8〜10が多いね。


 


じゃあ、意味ないね。

 

そして4未満になって血液に入るまでにはPHが中性の7.4になるんだよ!

 

しかも血液のPHが7.35以下でも7.45以上でも体調を崩してしまうくらい絶妙なバランスが保たれているんだ。


 


体の中で上がったり下がったり調整されているんだね!

 

そう言うこと!


 

 
主な参考
http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/jkpum/pdf/120/120-6/yoshikawa06.pdf
http://www.fwf.or.jp/data_files/view/145/mode:inline
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-003.html
http://www.3aaa.gr.jp/accomplishment.html
http://suisorich.com/cat/research/beauty
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/65/7/65_356/_pdf

 

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